イスラエル・アデサンヤ対ロバート・ウィテカーのミドル級タイトル戦の計画変更を余儀なくされたようです。
オーストラリアメディア『Daily Telegraph』は、アデサンヤ対ウィテカーは当初11月6日にマディソン・スクエア・ガーデンで開催されるUFC268で予定されていたものの、パンデミックによって変更されることになったと伝えています。
ウィテカーのマネージャーであるタイタス・デイによると、チャンピオンのアデサンヤが試合のためにアメリカへ入国できても、渡航制限のためにその後すぐにニュージーランドに戻ることができないということです。
チーム・アデサンヤがニュージーランドへの再入国許可を得るのに問題があったと指摘しています。
今週ニュージーランド政府は外国人入国禁止を条件付きで緩和する方針を明らかにしたものの、それは来年初め頃から予定されています。現在はニュージーランド人であっても帰国後は14日間隔離されることになります。
またアデサンヤと一緒にトレーニングしているPFLのジャナ・ファビアンは8月19日の試合のためにアメリカへ渡航するものの、まだ帰りのチケットはないと言及しています。
ニュージーランド人のためのチケットは11月分まで全てないことから、帰国できるのは早くても12月になる可能性が高いようです。
オーストラリアやニュージーランドの状況を考えると、アデサンヤ対ウィテカーのミドル級タイトル戦は2022年まで行われない可能性があります。
なおUFC268ではカマル・ウスマン対コルビー・コビントンのウェルター級チャンピオンシップが、今のところメインイベントとして期待されています。