インタビュー・コメント

ヌルマゴメドフ「ファーガソンはキャリアを終えるべき」

元UFCライト級チャンピオンのハビブ・ヌルマゴメドフは、かつてライバルだったトニー・ファーガソンに対してキャリアを終えるべきだと語っています。

ファーガソンは12連勝したものの、その後は3連敗となって現在のUFCライト級ランキングでは6位となっています。

ヌルマゴメドフは『RT Sport』のインタビューで、ファーガソンが再び活躍するのは年齢的にも難しいと語りました。

「彼は38歳だ。どうやって返り咲こうというのか教えて欲しい。彼は直近3試合で圧倒されていた。ストライカーやグラップラーといった異なるスタイルのダリウシュ、オリベイラ、ゲイジーが、スタンディングでもグラウンドでも彼を圧倒していた。38歳になったらブレーキを引かなければいけないと思うが、そのためには彼の周りに年を取ってきたからやめた方がいいと言ってくれる人がいなければいけないんだ」

ヌルマゴメドフのチームメイトにはシャミル・ザヴロフがいて、37歳ながらも現役を続けています。

現在5連勝中のザヴロフですが、ヌルマゴメドフは40歳になってダメージによって健康を害する前に引退するべきだと説得していると語りました。

「我々はこの1年半の間にシャミルにそう言ってきたんだ。シャミルも決して若くはない。我々は彼にこの試合を最後にするよう全力で説得してきたが、もし我々がそう言わなかったら、彼は45歳まで戦っていただろう。格闘技は厳しい仕事だし、特に若くはない中でノックアウトされ続けると、健康にも影響してくる。彼には10人以上の子供がいて、彼らを育てていかなければならない。MMAのキャリアだけでなく、将来のことも考えなければならない。40歳、50歳、60歳と年を重ねていくが、50歳以上になったときにどうやって生きていくのか?将来のことも考えなければいけないんだ」