インタビュー・コメント

ジャレッド・キャノニア「次に勝てばタイトル戦を戦う」

週末に行われたUFCファイトナイトのメインイベントでは、ジャレッド・キャノニアがケルヴィン・ガステラムを5ラウンドの末に判定で下して勝利しました。

試合後の記者会見でキャノニアは試合を振り返って次のように語っています。

「判定の時にはいつも緊張するものだが、あの判定では自分が勝ったと確信していた。少なくとも最後の3ラウンドは自分が勝ったと思っていた。彼をノックダウンしてからは勢いが増して、ほとんどの時間でそれを維持できたと思ったからだ。だから必ずしも心配はしていなかったよ」

「どんな勝利でも良いものだ。勝利後は良い気分だったね。ちょっとダメージはあったけど骨折はしていないから、家に帰って子供たちを抱きしめたり、月曜日には一緒に遊んだりできる。だから満足しているよ」

本来であればパウロ・コスタと対戦する予定だったものの、欠場が決まったためにキャノニアは代わりにガステラムと対戦することになりました。

キャノニアは次の試合でタイトル戦に臨みたいとしながらも、すぐに実現する可能性は低いと考えています。

ミドル級チャンピオンのイスラエル・アデサンヤとロバート・ウィテカーが渡航制限により、試合は来年に行われる可能性があり、自身の試合であればそこからさらに待つ必要があります。

「次はタイトル戦かコンテンダー戦のどちらかだ。本当は(パウロ)コスタと戦う予定だったんだが、実現しなかった。彼と戦う必要があったんだ。イジー(アデサンヤ)とロバート(ウィテカー)は来年までは戦わないと思う。だからその試合は4~6ヵ月後になる?そこからさらに3~4ヵ月後になる?そんなに長くは待てないね。だからもしかすると試合をすることになるかもしれないよ」

ランキング2位のパウロ・コスタは、10月に4位のマーヴィン・ヴェットーリと対戦する予定です。さらに5位のデレク・ブランソンは9月に7位のダレン・ティルと対戦することになります。

キャノニアは次に戦う相手について、勝てばタイトルに挑戦できることが必須であると語りました。

「自分が戦いたいのはコンテンダーだ。もし彼らが勝利すればタイトル挑戦権を与えてくれる相手とやらせてくれるならOKだ。簡単なことだよ。その試合(ダレン・ティル対デレク・ブランソン)はコンテンダーマッチになる?もしそうだとしたら、次はその試合の勝者と戦うことになるだろうね」