インタビュー・コメント

ヴォルカノフスキー「早く試合でオルテガを殴りたい」

9月25日にラスベガスで開催されるUFC266のメインイベントでは、フェザー級チャンピオンのヴォルカノフスキーがブライアン・オルテガを相手に防衛戦を行います。

ヴォルカノフスキーは今週行われた記者会見で、オルテガはまだチャンピオンとして必要な要素を兼ね備えていないと語りました。

「俺は運動能力に恵まれた人間ではない。身長に問題がある。体格はがっちりしているが他にもいろいろとある。でもハードワークして努力したから今の地位を得ることができたし、誰もが自分の望むことを実現することができるという見本だよ。努力したからこそ今の自分がある。才能があるだけではプロとは言えないよ。彼は俺と同じことはできない。ベルトを巻く資格はないね。彼は俺からベルトを奪うことができないはずだよ」

今回の試合に向けて両選手はジ・アルティメット・ファイターでコーチ役を務めました。

ヴォルカノフスキーは、オルテガが番組に遅刻し続けたことの代償を試合で払わせることを楽しみにしていると語っています。

「早く彼にパンチをお見舞いしたいね。こんなことは初めてだよ。対戦相手とこれだけの時間を過ごしたことはない。これまでになかったことだから今回は違っているよ。それに長く試合から離れてたから早く復帰して楽しみたい。全てを楽しみたいと思っているんだ。その上で彼の顔にパンチをお見舞いするつもりだよ」

ヴォルカノフスキーはオルテガに対して過小評価するつもりはないと語っています。

「誰にでもパンチを当てるチャンスがあるってことだよ。そしてこれはMMAだから、サブミッションも含めて俺に新しい課題を与えている。彼がかなりの脅威であることに変わりはないが、俺は常に準備をしている。彼が仕掛けてくる全てを無意味なものにするために、必要なことに取り組んでいるよ」

「前回のパフォーマンスで彼は良く見えた。間違いなく進化している。でも彼の目の前にいた(コリアン)ゾンビは、彼にされるがままだった。俺の試合では自分がダンスをリードするつもりだよ。俺のフットワークについて来れるかな。常に変化させているから何が起こるかわからないだろう。彼はそれについていくしかないんだ」

キャリア22勝1敗でUFCでは無敗の9連勝中となっているヴォルカノフスキーですが、まだチャンピオンとして疑問を抱いている人がいることに対して、もっと自分に敬意を払うべきだと主張しています。

「間違いなく自分は尊敬に値するが、同時に疑う人たちのことを気にしていない。俺の人生はずっとアンダードッグだった。誰も俺がやっていることを予想していなかったよ。ウロンゴンにあるウィンダンから世界チャンピオンが誕生した。オーストラリアの小さな町で今もそこにある。だから俺はその町が大好きだし、それをモチベーションにしているよ」

「でも俺はもっと尊敬されるべき?100%間違いないね。今週末にはそれを手にしたいと思っているよ」