コーディ・ガーブラントはUFC269でカイ・カラ・フランスと対戦します。
元バンタム級チャンピオンのガーブラントにとっては階級転向によって今回がフライ級デビュー戦となります。
階級を落とすことでバンタム級と比べて減量が厳しくなりますが、ガーブラントは長い期間をかけて取り組んできたようです。
今週行われた記者会見でガーブラントは次のように語っています。
「フライ級だよ。全然違うね。転向については何度も話し合ってきた。自分の心の中にもあった。でも私は行動する人間だ。何かやると言ったらその通りに実行する。1年以上前にフィゲイレードと戦うことになっていた。そのときはCOVIDに感染してしまったね。でも全てはタイミングだと思っている。正しいやり方で行うために時間を割いてくれたのがドクターマッテオだ。一夜で減量を行ったのではなく、8週間のキャンプで落としていったんだ。彼とは連絡を取り合って、7ヵ月ほど前から体重を減らすために取り組んでいる。これは自分がやってきたことの中で最も良いことの一つだ。数週間前にダナにもメールしたんだが、もっと前からやっておけばよかったって感じだよ」
ガーブラントはより軽い階級で戦うことで、バンタム級では得られなかったメリットがあると語っています。
「おそらくこの階級の方が自分にとって自然だと感じている。多くのバンタム級選手はもっと大きい。スキル、スピード、パワーなどはこの階級でも変わらず保てていると思っている。でもバンタム級で減量すると、リカバリーが違ってくる。もしある選手が減量後に10ポンドしか増えていなくても、対戦相手が20ポンド増えていればオクタゴンの中では10ポンド増えていることになる。特に5ラウンドマッチなどでは大きな違いが出てくるんだ」
「自分はプロフェッショナルだ。準備は出来ている。新しい階級になったことでこれまでやらなくてもよかったことをやらないといけないし、ロードワークも余分にやらないといけない。でも土曜日の夜に向けてそれが刺激になっているよ」