インタビュー・コメント

マウリシオ・ショーグン・フアがオーズデミア戦について語る

マウリシオ・ショーグン・フアは、2010年5月にリョート・マチダに勝利して獲得したUFCライトヘビー級タイトルを再び獲得するために、5月19日にチリで開催されるUFCファイトナイトでヴォルカン・オーズデミアと対戦する予定です。

フアはオーズデミア戦に対して『MMA Fighting』で次のように語っています。

「ヴォルカンはランキング2位の素晴らしいファイターだと思うが、私はチャレンジが好きなんだ。私にとって大きなチャレンジになるだろうし、ファンにとっては面白い試合になると思う」

「短期間で彼は良いファイターであるマヌワとミシャを簡単に倒し、(UFC220で)ベルトへの挑戦権を獲得した。彼はUFCに入って以降、多くの進化を遂げてきたんだ。だから私は彼が本当にタフな選手だと知っているよ」

「ムエタイは私のバックグラウンドだが、私はMMAで戦う。もしより簡単な方法で彼をテイクダウンする必要があるならば、それをやるつもりだ。ヴォルカンは良い打撃を持っていることを知っているが、レスリングやテイクダウンのディフェンスもまた彼は素晴らしいものを持っているんだ。私はレスリング、柔術、ムエタイでハードワークをし、自分の戦略を遂行して勝利を収めることができることを願っているよ」

フアはもしオーズデミアに勝利すれば、2018年中のタイトル挑戦に近づくことができると信じています。

「これは厳しい試合だが、もし私が勝つことが出来れば、ベルト挑戦のチャンスを獲得することに一歩近づくだろう。私は全ての戦いを夢のように思っており、ヴォルカンを倒すことは今の私の夢だ。それは私にベルトを獲得するチャンスを与えてくれるかもしれない。だから私の焦点は彼に100%向かっており、この勝利でベルトに近づくことをわかっている」

「誰もが私のキャリアをよく知っているし、私がPRIDEとUFCでチャンピオンだったことを知っている。私は2005年以降、世界最高のファイターと戦ってきたから、もし私がこの試合に勝てば、ベルト挑戦に値するだろう。私のヒストリーには元チャンピオンだったことがあり、これまでにランキング2位のオーズデミアのような選手と戦ってきたのだからね」

彼は2011年にジョン・ジョーンズとの試合でタイトルを失って以降、多くの試合に敗れています。11試合で6勝5敗だったこともあり、引退やミドル級への移行を尋ねられましたが、彼は自分の信念にこだわっています。

「このスポーツが大きくなるにつれて、いつもより多くのことが起こる傾向にある。多くの人が引退についてコメントしているが、それについては本当に知っているわけではない。私の友人のヴェウドゥムは今タフなロシア人(ヴォルコフ)と戦って敗北し、人々は彼に引退するよう言っているがそうではないんだ」

「人々は依然として今でも私に引退を尋ねてくる。私は現在3連勝中であっても、人々はなぜこの選手はまだ止まらないのか?と言ってくるんだ。もし私が勝って引退しなければならないなら、彼らは負けた人に対して何を言うだろうと想像してみて欲しい」

「時に人々はあまりにも批判的だ。多くの人は選手そのものではなく、結果に対してのファンであると思う。人々はもっと理にかなった人にならなければならず、このスポーツについてもっと理解しなければならない。しかしそれは私には影響しない。なぜなら私は経験豊富なファイターだからね」

「ブラジルでは2011年以降このスポーツが大きく変わり、私たちはより注目を集めたことで、より多くの批判を浴びている。しかしそれはもはや私に影響することはない。私はファイトという自分が好きなことをやりながら自分の夢を追いかけているからだ」

もしフアが2018年にUFCタイトルを再び獲得できれば素晴らしい偉業ですが、まだオーズデミアに勝利していないことから、そのイメージを描くことはできないと語ります。

「それについてはまだ考えていないよ。もし私がベルトを賭けて戦うチャンスがあれば、私は間違いなくその瞬間を想像しているだろうが、今はオーズデミアに勝利するイメージしか想像できない。UFCベルトを獲得するというのは間違いなく大きな夢だからね」

(mmafighting)