インタビュー・コメント

ダナ・ホワイト「何があっても計量を午後にする」

先週UFCのダナ・ホワイトは、現在朝に公式計量を行っているのを、以前の午後に戻す考えを明らかにしました。

メディアはUFC225に出場したほぼ全ての選手にどちらが良いか尋ねたところ、多くの選手が午前中の計量を好んでいました。

シカゴで行われたUFC225の記者会見でホワイトは、その話題について語っています。ホワイトによると、午後の計量の方が良いと考えるファイターの方が多いということです。

「本当なんだ。私たちが慎重に検討した結果だ。数字はウソではない。私たちはファイターたちと話したんだからね。そうしたら多くのファイターが午後4時に戻ることを望んでいた。そしてそう望まないファイターもたくさんいる。エディ・アルバレスは私に、体重を作れない選手は、何時に計量を行っても関係ないと強く主張していた。しかし数字はウソではない。私は多くのファイターのことを知っているが、彼らの中で朝型の人はほとんどいない。彼らは日中は寝ていて、夜に起きている。だから計量が朝だと、彼らは体重を減らすことができないんだ。何があってもこれに関して議論はない。私たちは午後4時にするつもりだ」

ハファエル・ドス・アンジョスとカーラ・エスパルザは、『MMA Fighting』によると、午後の計量を好んでいるようです。

しかしセルジオ・ペティスは、午後の計量には賛成できないと語っています。計量が午前中に行われると試合まで多くの時間が確保できるため、それが必要であると主張しています。

「正直言ってちょっとフェアではないね。体重を作っている90%のファイターは、その時間を利用している。私たちは体を戻すのにその(計量後の)余分な時間を利用しているんだ。水分を補給して元に戻るのに72時間もかかると思う。だから(もし午後の計量になったら)私たちは完全に水分が足りていない状態になる。私たちにとってはより多くの時間が確保されている方がベターだね」

計量の時間については選手の間でも意見が分かれているところですが、最終的な決定は州ごとアスレチックコミッションに委ねられることになりそうで、もしそうなると、ある場所では午前中の計量になり、違う場所では午後の計量になる可能性があります。しかしホワイトは一貫して午後4時に戻すことを考えているようです。

(mmafighting)