インタビュー・コメント

イェンジェイチック「過去2試合だけで私を判断できない」

元UFCストロー級チャンピオンのヨアナ・イェンジェイチックは、チャンピオンだったときに上の階級に移行する話も出ていましたが、過去2試合ローズ・ナマユナスに敗れてからはその話もなくなりました。

イェンジェイチックはUFCカルガリーに向けた公開練習の後、階級を上げる前にストロー級のタイトルを取り戻すことが先であると語っています。

「私はこの試合が終わったらこのベルトを取り戻しにいきます。それが大事だし、だから私はここにいるのです。もしそうでなければ、上の階級にいくことができました。しかし私は土曜日に行われるテシア・トーレスとの試合で自分の立ち位置を明確にし、タイトル挑戦権を獲得します」

4月に行われたナマユナスとの再戦で敗れた後、チャンピオンは負傷のために休んでいますが、敗れたイェンジェイチックはすぐに試合が決定しました。

「夢や目標を持っているだけではないため、私はとても早く戻ってきました。前回の試合では私が勝っていたと思っています。2~3ヵ月後にはおそらく私は肩にベルトをかけてあなたたちと話しているでしょうけど、重要なのはみんな夢を持っていて、目標を設定しているのに、リスクのあることをやろうとしないことです。私はこれをやっています。だからすぐにでも実現させるつもりです」

「遅かれ早かれ私は再びストロー級のチャンピオンになり、その後私が階級を上げるのかどうかわかるでしょう」

イェンジェイチックはまた、どうなりたいのかわかりやすく説明するよう求められ次のように語りました。

「私は私です。あなたたちがヨアナを見ても、ヨアナのことについては何も知らない、これは大事なことです。人々はオクタゴンやジムにいる私だけを知っています。私はそれ以外では別の人だし、私らしくありたいですね。私はこの仕事に15年間携わってきたのだから、人々は私のことを過去2試合で良い選手か素晴らしいアスリートかどうかを判断することはできません」

「私はムエタイ、ボクシング、キックボクシングで100試合戦ってきました。6度の世界ムエタイチャンピオン、5回のヨーロッパムエタイチャンピオン、そしてUFCチャンピオンとして3年間圧倒してきました。私は自分のレガシーを理解しています。人々は自分の思ったことを何でも言うことができますが、私は偉大な選手です」

イェンジェイチック対テシア・トーレスの試合は、7月28日のUFCカルガリーで行われます。その他にはエディ・アルバレス対ダスティン・ポイエー、ジョゼ・アルド対ジェレミー・スティーブンスも予定されています。

(mmafighting)