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ジョーンズにVADA検査でも微量のステロイドが見つかる

ジョン・ジョーンズがUFC232を戦う直前になって微量のステロイドが見つかったために、急きょラスベガスからロサンゼルスへと開催地を変更することになりました。

そのときにカリフォルニア州アスレティックコミッション(CSAC)は、UFC公認のUSADAだけでなく他のドーピング検査機関であるVADAにも調査を依頼していました。

そしてその検査結果が今週戻ってきたようです。なお検査に使われた尿サンプルは、昨年12月28日の公式計量当日に採取されたものだということです。

ところが今回VADAの検査で見つかったものは、昨年のUFC214で見つかったものが長年蓄積されたものであるとの見解をCSACは出しています。つまりUFC232直前にUSADAの検査で見つかったものと同じものであるということです。

そのためCSACはジョーンズに対して処罰の対象にはしないようです。

CSACのアンディ・フォスターはこの件について以下のコメントを発表しています。

「私は科学者たちと話をしたんだ。彼らは最初の声明を支持している。何も変わっていないよ。ジョン・ジョーンズはすでに(15ヵ月間の)処分を受けている。誰かを同じ違反で2回も処分することはしないよ」

3月に開催されるUFC235でジョン・ジョーンズは、アンソニー・スミスとライトヘビー級タイトルの防衛戦を行う予定となっています。

(mmafighting)