インタビュー・コメント

ダスティン・ポイエー「155ポンドの減量も楽ではない」

4月13日にアトランタで開催されるUFC236のメインイベントでは、ダスティン・ポイエー対マックス・ホロウェイによる暫定ライト級チャンピオンシップが行われる予定です。

これまでフェザー級で試合を行ってきたホロウェイにとって、この試合は階級を一つ上げたライト級で行うことになります。

それについて対戦するポイエーは『MMA Fighting』に対して、ホロウェイの減量について語っています。

「彼は大きな選手だ。彼は私よりも背が高くて155ポンドを作るのは大変だと思うが、一度彼が短い期間でハビブと対戦しようとしただろう?でも彼らは彼に減量させなかった。彼がどれくらいの体重だったのかわからないが、彼はとてもオーバーしていたに違いない。それに彼はこの体重で戦うことに慣れるために時間がかかるだろうから、押し切られる可能性があるだろうね」

「でも彼はこれまでと変わらないマックス・ホロウェイだと思う。おそらくもっと良くなっているかもしれないね。なぜなら彼が145ポンドのときにはもっと消耗していたからだ。彼は大きい選手だし、体重を落とすことは全く楽しいものではないんだ。だから彼はこれまでで最高の気分を味わうことができるかもしれないね」

かつてフェザー級で戦ったことのあるポイエーは、ライト級へ上げることの難しさを語っています。

「145ポンドまで落とす必要はないことがわかって少し楽な気持ちがあった。でも155ポンドは簡単ではないんだ。私はマックスが同じように感じるだろうと考えているよ。求める体のサイズになるためにハードなキャンプを行って、栄養素を摂取する。そうするとたとえ多くの筋肉をつけようとしなくても、体が大きくなっていくんだ。すると気質が変わってくる。これは言葉で言うのは難しいことだね。そして今155ポンドになるのはだんだん難しくなっているよ」

「私が最初に155ポンドで戦ったときには良い状態にするために減量が必要だったが、それはスムーズにできて問題なかった。でもそれ以降の全ての試合では、走行距離を長くしても体重が落ちなかったり、思ったように体重が落ちないこともあってハードな減量が必要になると考えることもある。だから体がその階級に適応するようになるにつれて、多くの問題が起こって来るんだ。私にとって最初の試合が最も簡単だったって言えるよ。全ての減量は難しいね」

ブックメーカーのオッズはこれまでフェザー級で戦ってきたホロウェイが人気となっています。ポイエーは自分がアンダードッグ(勝ち目のないと思われている選手)だとしながらも、勝つ自信について語っています。

「どんな犬にも最盛期がある、4月13日がそうなることに変わりはないだろう。私は人生でアンダードッグだった。ここでもそうなるはずだよ。私はたくさんのことを乗り越えてきたし、オッズメーカーはミスを犯したんだ。私は集中し続けている。運命は間違いを犯さない。この場所にいることは私にとって不思議なことではない。それに相手はパウンド・フォー・パウンドのトップ10にいる選手だ。彼は現在フェザー級で圧倒的な世界チャンピオンだ。世界最高のフェザー級選手の一人を2回もフィニッシュしたんだからね」

「彼のパフォーマンスを何度も見ると、おそらく彼が本命になるべきだろう?もし彼の最後の10試合と私の最後の10試合をもとに次の試合を考えるならば、私もいくつか印象的な試合をしたと思っているけど、彼はベルトを防衛し、元チャンピオンにも勝っている。彼ならきっとこの状況に、仕方がないよって言うんだろうね」

UFC236ではその他にケルヴィン・ガステラム対イスラエル・アデサンヤによる暫定ミドル級チャンピオンシップも行われる予定です。

(mmafighting)