インタビュー・コメント

ギルバート・バーンズがウスマンとの仲を語る

今週末に行われるUFC258のメインイベントでは、カマル・ウスマン対ギルバート・バーンズのウェルター級チャンピオンシップが予定されています。

バーンズとウスマンは初対戦ながらも、かつて長い間一緒にトレーニングをしていた仲でもあります。

バーンズがUFCで活躍できているのは、以前ウスマンと行った激しいスパーリングのおかげだと考えているようです。

バーンズは『MMA Fighting』のインタビューで、ウスマンについて次のように語っています。

「(スパーリングは)きつかったし、あり得なかったね。かつてのブラックジリアンズ(MMAチーム)の動画があって、そのうちの1つがInstagramに投稿されているよ。2014年のことだったと思うが、俺らはスパーリングをしていたんだ。当時のブラックジリアンズでのスパーリングは超ハードだったよ。そこで確か2~3年ほどスパーリングをしていて、その後でコンバット・クラブに移ってそこでもスパーリングをしていた。ハードノックスとサンフォードで合計8年間俺たちは一緒に仕事をしていたんだ」

「彼はいつも良い動きを見せてくれた。スパーリングをするたびに、カマルはいつも俺を観察していたし、それは俺も同じだった。お互いに何度か対戦したこともあるし、そのときはお互いに殴り合ったよ。レスリングやグラップルもたくさん一緒に練習してきたからね」

「俺は彼のことをよく知っているが、彼も俺のことをよく知っている。そして俺は彼のことをよく知っているチームメイトと一緒にトレーニングをしているんだ。彼らにはたくさん助けられているよ。俺はまだカマルのことが好きだからちょっと変な感じだね。カマルのことは尊敬しているが、俺の予想では厳しい試合になるだろう。大変な一日になりそうだけど、彼のことを知っていることが良いことなのか悪いことなのかはわからない。彼についてよく知っているし、たくさん戦略を立てているけど、彼も俺のことを知っているからそれがメリットなのか何とも言えないね。それが役立つのかはわからないよ。長い間一緒にトレーニングをしてきた相手と戦うのは初めてのことだ。どうなるかは2月13日にわかることだよ」

バーンズはウスマンのことをよく理解しているとし、選手としてのファイトスタイルは全く異なるものであると語っています。

「それが俺とカマルの違いだよ。カマルは支配することを第一に考えている。彼は相手を支配して不利な立場に追いやって、疲れさせて消耗させて、それから打ちのめすんだ。俺はカマルとは違う。俺は相手をフィニッシュしたいし、殴ってノックアウトしたい。もしそれができなければ、支配することを考えるよ。でもまずはその前にフィニッシュを考えるつもりだ。それが俺の求めているものだし、その試合でヤバい存在になれるのが待ち遠しいね」