週末のUFC276ではアレキサンダー・ヴォルカノフスキー対マックス・ホロウェイのフェザー級チャンピオンシップが予定されています。
このマッチアップはすでに3試合目となり、過去2試合はホロウェイが判定で敗れています。
現在のUFCパウンド・フォー・パウンドランキングではヴォルカノフスキーが2位、ホロウェイが6位にいて、UFCの中でもトップ選手の対戦となります。
ホロウェイは『The MMA Hour』に出演し、パウンド・フォー・パウンドの上位対決について言及しました。
「こうしてみるとクレイジーだよね。パウンド・フォー・パウンドランキングのトップ10にいる選手同士が対戦するなんて、この10年でいつ行われただろうか。何度目だろう?思い浮かぶのはDC(ダニエル・コーミエ)とジョーンズだけだ。彼らだけだろう。そして今我々がここにいて、こんな試合は実現しないものなんだ。そしてこういったことが私をワクワクさせるよ。歴史の一部になる。コアなファンたちはこれを望んでいるんだ。最高の選手たちがお互いに戦うことを望んでいる。パウンド・フォー・パウンドの選手たちはお互いに戦わないものだ。そういうことは行われない。10年に一度のことだが、今まさにその1回が行われるんだ」
前回のUFC251以降、ヴォルカノフスキーはブライアン・オルテガ、ジョン・チャンソンに勝利し、一方のホロウェイもカルヴィン・ケイター、ヤイール・ロドリゲスに勝利しています。
両者とも2勝ずつ挙げてから3度目の再戦に臨むことになります。
「我々がここにいるのは理由がある。もうすでに約束されているならここには来ないはずだ。待ちきれないね。ショーが待ち遠しいよ。多くの歴史やレガシーがある。フィニッシュを狙いに行くよ。この試合も他と同じように戦うつもりだ。だから彼と10ラウンドも戦ってきたんだ。状態も良いし、自信もあるし、過去3回にわたって戦えるなんてラッキーだよ」
もしホロウェイが敗れるとヴォルカノフスキーに3連敗となり、フェザー級タイトルの奪還がさらに遠くなります。
しかしホロウェイは自身がいつもチャンピオンのつもりでいると主張しました。
「私はいつもベルトが定義するのではないと自分に言い聞かせている。私がチャンピオンだ。みんなにそう言ってきた。チャンピオンになるつもりだし、UFCに入ってからずっとチャンピオンだった。そうやってきた。もしそうでないならなぜ戦うのか?世界で2番目の選手になるために戦っているのか?そんなの意味がない。だから自分はチャンピオンだ、自分がベストだと言い聞かせている。それが現実なのだと。もし異論があるならオクタゴンの中で解決すればいいことだ」
ヴォルカノフスキーはもしホロウェイに勝利したら、ライト級に上げて2階級制覇に挑戦したいと言及しています。
ホロウェイはもしヴォルカノフスキーに勝利すれば、自身もライト級に上がる可能性について語りました。
「どうなるか見てみよう。絶対にないとは言えないだろう?特にオリベイラが群を抜いているから面白い試合になるはずだ。だからどうなるか見てみよう。待ち遠しいよ。まずは7月2日のアレックス戦だ。世界を一変させるよ」