インタビュー・コメント

マイケル・チャンドラーがライト級王者マカチェフについコメント

現在のライト級チャンピオンはイスラム・マカチェフですが、これまでマイケル・チャンドラーはマカチェフが負けると予想してきました。

UFC280ではチャンドラーの予想に反してマカチェフがチャールズ・オリベイラに勝利し、さらにUFC284ではフェザー級チャンピオンのヴォルカノフスキーにも勝利しました。

チャンドラーはUFC285のバックステージで、勝利し続けているマカチェフの実力を認めると語りました。

「これはいつも起こることだね。電話がかかってきてイスラムについて話して欲しいと言われる。突然見出しが『チャンドラーはイスラムを倒せると考えている』となり、俺が違うって否定することになるんだ。だがこれはいつものことだよ。俺はイスラムを尊敬している。イスラムはチャールズを破り、ヴォルカノフスキーにも勝った。俺はヴォルカノフスキーが勝つ方に賭けていたけどね。またしても俺が間違っていたことが証明された。失言だったね。だからイスラムは適切なタイミングでチャンピオンになり、これから開花していくだろう。よくわからなかったけどね」

「イスラムに関しては、順序を間違えたと思う。自分の発言(勝てると言ったこと)には責任を持つ。でも今現時点で、彼は実力を証明できたと思う。結局のところ、我々はみんないつでも誰にでも勝てると思っているんだ。世界中のどこのオクタゴンでイスラムと対戦しても、俺のチャンスはかなりあると思う。しかし最終的には彼のこれまでの実績がものを言う。彼がチャンピオンでいるのは理由があるんだ。コナーをぶっ飛ばして勝った後に、おそらく(マカチェフと)戦うことになるだろうね」

またマカチェフはヴォルカノフスキーに勝ったものの、パウンド・フォー・パウンドでは2位のままでした。

チャンドラーはヴォルカノフスキーが階級を上げたことを考えると、負けたとしても1位を失うべきではないと主張しました。

「(マカチェフがパウンド・フォー・パウンドで1位になるのは)どうかと思うよ。自分より1階級下の相手を倒して、その上の順位に行くということはないと思うんだ。階級が違わなければ勝ちは勝ちだ。だから俺の考えだと、ヴォルカノフスキーは自分の階級でやり残さず、2階級チャンピオンになるチャンスを狙って階級を上げたわけだから、自分より10~15ポンドも重い相手に負けたことで、パウンド・フォー・パウンド1位の座を失ってはいけないと思うんだ」