インタビュー・コメント

コルビー・コビントン「エドワーズはタイトル戦を受け入れるべき」

UFC286のメインイベントでカマル・ウスマンに勝利したウェルター級チャンピオンのレオン・エドワーズは、次の挑戦者としてコルビー・コビントンが濃厚となっています。

UFCのダナ・ホワイトはコビントンになると言及しているものの、エドワーズは試合をしていないコビントンを拒否する姿勢を見せています。

エドワーズは『The MMA Hour』に出演し、次のように語りました。

「俺には間違いなく発言権がある。いいか、彼は次の試合で間違いなくタイトルに挑戦することはできない。俺が歩んできた道のりを見てみるんだ。俺が2回倒した相手に2回も負けるなんてあり得ないことだし、マスヴィダルに勝った後1年半もの間Twitterも何もせずにいなくなった。公式計量に勝手に現れて、次はタイトルマッチだとなっている。全く意味のない試合だよ。俺がそうだったように、彼も自分で道を切り開くべきだ。カムザットと俺は何年も前からお互いに呼びかけ合っていた。3回連続でマッチングされた相手なんだ。俺は(チマエフとの)試合を受けて、(コビントンは)試合を受けなかったから、そのツケが回ってきたんだ。俺のときはランキングから外されたよ。だから『ダナ・ホワイトの特権』は間違いなく実在するんだ」

このインタビューの後、『MMA Fighting』の取材に応じたコビントンは、エドワーズに対してホワイトの話を受け入れるべきだと語りました。

「次はお前がぶっ飛ばされる番だ、これが彼に送る唯一のアドバイスだよ。そのたどたどしい口を閉じて俺のアドバイスをよく聞くんだ。レオンよ、ボスには逆らえない。それを痛感することになるだろう。それを忘れるなよ、レオン。それだけが唯一のアドバイスだ。ボスには逆らうなよ」

「まず最初に決定するのは彼じゃない。タイトルの防衛もしていないのにね。ウスマンは『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』の撮影が忙しすぎて、全盛期が過ぎて集中できていなかったようだ。彼は真剣に取り組んでいない。インタビューでも引退したいと言っているのをみかけるよ。俺からすれば納得がいく戦いだった。レオンはウスマンに勝ってよくやったよ。俺も一昨年の11月にマディソン・スクエア・ガーデンでウスマンに勝っている。我々は全く同じことを成し遂げたんだ」

「彼にタイトルマッチをさせるなと、ダナに詰め寄るクソみたいなファンもいるがおかしいだろう。そもそもダナがこんな情けないジャーナリストの言うことを聞くと思うのか。しかも彼らはジャーナリストでない、情けないグルーピー(熱烈なファン)だ。このジャーナリストたちはパワー・スラップ・リーグを中止にさせようとしたのに、ダナが耳を貸すと思うか?こんなバカなジャーナリストたちの言うことを聞くと思うのか?笑っちゃうね。俺のことが嫌いな人たちももう受け入れなければならない。俺のことを嫌いな人たちが怒っているのは、俺が文句なしに世界チャンピオンになってしまうからで、だからレオンはイージーな試合を探しているんだ。彼は俺に負けることがわかっているからみんな恐れているんだ」

コビントンは7月のインターナショナル・ファイト・ウィークでウェルター級チャンピオンシップを戦うことを希望しています。

ただしUFCが求める日程であればいつでもいいとしながらも、もしエドワーズが試合を拒否すればタイトルを剝奪されることになると主張しました。

「試合を受け入れなければタイトルを剥奪されるだろうね。この階級で客を呼べるのは彼ではなく俺なんだ。週末の数字を見てみろ。俺は試合もしてないのにメインイベントよりも数字が上回ったんだ。レオン・スコット(エドワーズ)やマーティ・フェイクニュースマン(カマル・ウスマン)は、誰も見たがらない愚かなヤツらだ。レオンの話を聞けば何もかもがちぐはぐで、個性もカリスマ性もない。マーティも同じでベルトがないと存在感がないね。レオンがコナー・マクレガーのように振る舞っているが、ヤツはコナー・マクレガーじゃない。決定する権利もないし、何者でもないんだ」