インタビュー・コメント

イスラエル・アデサンヤがペレイラ戦についてコメント

UFC287のメインイベントでは、イスラエル・アデサンヤがアレックス・ペレイラに第2ラウンドノックアウトで勝利して、ミドル級タイトルの奪還に成功しました。

キックボクシングで2敗、UFCで1敗だったペレイラに対して、アデサンヤはようやく勝利することができました。

アデサンヤは試合後の記者会見で、ペレイラとUFCで1勝1敗になったものの、ペレイラは階級を上げると考えており、3戦目は考えていないと語りました。

「採点はしていない。今決着がついたんだ。俺は彼にベルトへの近道を与えてしまった。俺は『彼は誰と戦ったんだ?彼はトップ5と1回しか戦ってない』と言ったが、彼はよくやった。トップクラスの選手と戦った。彼は(ショーン)ストリックランドにも勝ったが、他に戦う相手が誰もいないんだって思ったんだ」

「俺はその挑戦を求めていた。彼はキックボクシングで俺を倒したが、俺が試合でやってきたことが評価されてすぐに再戦することになった。俺はハードな仕事をこなし、再戦を勝ち取った。そして彼も今ハードな仕事をこなして再戦を勝ち取らなければならないが、彼がそうするとは思わないよ。ライトヘビー級で問題を引き起こすだろう。彼は対処するのが面倒なヤツだ、そう言っておこう」

またアデサンヤはペレイラに勝利した後、そのまま倒れるパフォーマンスを行いました。

これは2017年3月にペレイラがアデサンヤをノックアウトした後、同じようなやり方で彼をあざ笑ったペレイラの息子に対してやり返したのだと明かしました。

「俺は小心者だから覚えているよ。初めてブラジルで俺をノックアウトしたとき、彼の息子がリングに上がってきて俺の隣で死んだように倒れたんだ。このクソガキ、親父がやらないなら俺が殴ってやるって思ったよ。彼の子供を探して指をさし、彼を見て念を押すように『ヘイ、ヘイ』って感じでね。バックステージで(ペレイラを)見かけたよ。俺たちはクールだ。彼は偉大なチャンピオンであり、戦士だ。俺は彼のストーリーの敵役なんだ。彼はビーストのような男だ。彼が今に至るまでに経験した逆境があり、それは彼にとって素晴らしいストーリーだね。だが言ったように、今夜は彼のストーリーではなく、俺のストーリーつまり歴史についてだ」

もしペレイラの息子がいつか成長し、ストーリーの流れで父の仇を討とうとするかもしれないと冗談で言われ、アデサンヤはそれに応じました。

「もし這い上がってくるなら戦うことだってできるよ」