ホルヘ・マスヴィダルはUFC287でギルバート・バーンズに判定で敗れた後、引退することを表明しました。
マスヴィダルは2019年のベン・アスクレン戦で、UFC史上最速となる開始5秒のフライングニーでノックアウト勝利して以来、トップ選手の仲間入りを果たしました。
UFCのダナ・ホワイトはUFC287終了後の記者会見で、マスヴィダルの引退について次のように語りました。
「引退を考えたら、このビジネスではすぐにでもそうするべきだ。彼は多くのお金を稼いだし、今夜もそうだった。コナー(マクレガー)や他の選手と同じように、オクタゴン外でもいろいろなことをやっているんだ。それに彼は証明するべきことは全てやったこと思う。彼は家族の人生を変えたのに、なぜそうしてはいけないんだい?」
「あのフライングニーが彼の人生を変えたね。あのフライングニーが人生を一変させてしまったんだ」
またメインイベントでは、イスラエル・アデサンヤがアレックス・ペレイラに第2ラウンドノックアウトで勝利して、ミドル級タイトルを獲得しました。
ホワイトは敗れたペレイラについて減量が厳しかったことを明かし、ライトヘビー級へ変更する可能性があると語りました。
「ペレイラはこの試合の後におそらくライトヘビー級に転向すると思う。彼はモンスターだ」
「彼は(公式計量に至るまでに)まだ2ポンドほど減量が必要だった。最後1時間くらいでそれだけ残っていたんだ。彼がライトヘビー級に転向すると言っているわけではないが、おそらくそうだと思う。本人に聞いてみてほしいが、そうなっても驚かないよ」