インタビュー・コメント

カイ・カラ・フランス「自分の実力を示すだけだ」

今週末に開催されるUFCファイトナイトのメインイベントでは、カイ・カラ・フランスとアミル・アルバジが対戦します。

フランスは昨年7月に行われたUFC277でのブランドン・モレノとの暫定フライ級タイトル戦以来の試合となります。

フランスは今週行われた記者会見で、前回はモレノに敗れたものの、アルバジを倒すまでに立ち直ることができていると語りました。

「前回の試合では、ベストな選手たちと肩を並べることができたとポジティブにとらえることができる。もしあの夜に戻ってもう少し違う展開になっていたら、今頃はベルトを持っていることができたかもしれないね。スポーツの最高レベルでは起こり得ることだ。そういうものなんだ。勝負は一瞬だよ。我々はポジティブな点を取り上げ、必要なことに取り組んできた。俺は引きずらない。またやればいいやって感じだよ。そんなキャリアを歩んできたんだ。我々はどんどん前進していく。俺は以前にも負けを経験し、自分を立ち直らせる方法をわかっている。みんなに、なぜ自分が再びタイトルに挑戦するのにふさわしいのかを示せるのが楽しみだよ」

対戦するアルバジはUFCで4戦無敗となっており、現在のフライ級ランキングでは7位となっています。

しかしランキング3位にいるフランスは、自分のいるポジションを守るつもりだと語りました。

「アミルは俺のランキングの順位で最も近い対戦可能な選手だったんだ。それに連勝中で勢いがあるコンテンダーたちは俺の座を奪おうと狙っている。俺は3位にいて、それを歓迎しているよ。ベストな相手と戦いたいからね。彼は素晴らしい選手で、素晴らしいグラップラーであり、素晴らしいレスラーだ。彼は勢いがあるけど、俺はその全てを受け止めるためにここにいる。土曜日に戦って彼にレベルが違うことを示すためにここに来たんだ」

7月8日にラスベガスで開催されるUFC290で、ブランドン・モレノ対アレクサンドル・パントーハによるフライ級チャンピオンシップが予定されています。

しかしフランスはまず目の前にある試合に集中して、自分の実力を示すことが重要だと語っています。

「俺にできることは出場して自分の価値や能力を示すことだけだ。タイトル戦に急いで復帰するつもりはない。なぜ俺がそれに相応しいのか、みんなに示すためにここにいるんだ」