インタビュー・コメント

ショーン・ストリックランド「アデサンヤは高慢だ」

今週末にオーストラリアのシドニーで開催されるUFC293のメインイベントでは、イスラエル・アデサンヤ対ショーン・ストリックランドによるミドル級チャンピオンシップが行われます。

ストリックランドがオーストラリアに到着してすぐ一人の男が近づいてきました。

その男はストリックランドに『イジーがお前をぶっ潰す』と言ったことで、ストリックランドはその男の腹を殴りました。

そのときのことについてストリックランドは『Fox Sports Australia』のインタビューで語っています。

「ドカンと腹に一発だ。オーストラリアに来てまだ1日しか経っていないのに、もう暴行を加えてしまったよ。最初はその男が写真を撮りに来たんだと思ったんだ。写真を撮りたい人は誰でもいいし、ファンのことが大好きだ。でももし俺のところへやってきて口を開くなら、他のヤツと同じように叩いてやるよ。腹にアッパーカットだ。それから俺は立ち去った。でももしまたその男に会っても何の問題もないね。告発しなかったことに感謝するよ」

またストリックランドは、アデサンヤは高慢だから人に嫌われていると語っています。

「イジーはありのままの自分を表現している。彼はスーパースターになろうとしているただの大金持ちにすぎない。彼は俺のことも世界のこともどうでもいいんだ。俺が空港である男と写真を撮ってお礼を言われたことがある。彼はイジーにも同じようなことをしたらしいんだが、とても嫌なヤツで握手すらしてくれなかったと言っていたよ。世間の人たちは俺たちが与える印象を気にしている。イジーの印象はスーパースターだ。でも彼は高慢だ。会社内にいる人が、俺はイケてるから外ではみんなに好かれているんだと言っていたのを聞いたことがある。俺は真珠のネックレスはしていないし、BMWにも乗らないし、有名デザイナーが作った服も着ない。だからみんな俺のことが好きなんだ。イジーがみんなに嫌われるのは、自分が他の誰よりも優れていると思っていて、それを服装や話す内容や振る舞いなどで表現するからだ。もしイジーが俺から何かを学ぶとしたら、高飛車にならないことだね」