7月27日にイギリスのマンチェスターで開催されるUFC304では、暫定ヘビー級王者のトム・アスピナルがカーティス・ブレイズを相手に防衛戦を行います。
暫定王者は次に王者と王座統一戦を行うことが通常ですが、ジョン・ジョーンズが現在ケガの回復に時間がかかっており、さらに復帰後はスティーぺ・ミオシッチと試合をすることから、アスピナル対ジョーンズは実現できずにいます。
アスピナルはYouTubeチャンネルで、UFCヘビー級戦線に動きがないのは自分とは関係がないと主張しました。
「それは私のせいじゃなく、この階級のトップにいる他の誰かのせいだ。私はみんなと戦うためにここにいる。こういうことが大好きで、こういうことをするために生まれてきたようなものなんだ。直近のパブロビッチとの試合以降、試合がしたかったし、オクタゴンに戻りたかった。この階級には解決困難な状況にある。通常王者が復帰する場合、暫定王者と戦うのが普通だ。正直言って、ジョン・ジョーンズが妨げているよ。彼がいい加減な態度をとっているから、私とカーティス・ブレイズが戦うことになったんだ。我々には歴史があって、以前戦ったことがある。15秒で試合にならなかったけどね。私はケガをしたし、カーティスが勝った。だが今はその仕返しをするときだよ」
アスピナルはジョーンズと戦えなくても、2022年7月のUFCロンドンで開始15秒で負傷により敗れることになったブレイズと再戦できることを喜びました。
「もし私がジョンと戦わないのであれば、もちろん今はそうはならないだろうけど、これが理想的な状況だ。だからその試合はとても嬉しいし、やる気に満ちているよ。トレーニングキャンプや何から何まで全力を注ぐつもりだし、試合がとても楽しみだね」