インタビュー・コメント

メラブ・ドバリシビリ「オマリーに勝ってベルトを奪う」

UFC306のメインイベントでは、ショーン・オマリー対メラブ・ドバリシビリによるバンタム級王座戦が行われます。

これまでヘンリー・セフード、ピョートル・ヤン、ジョゼ・アルドなど元王者に勝って、現在10連勝中のメラブにとっては今回が初めてのUFC王座挑戦となります。

メラブは今週のメディアデーで、オマリー戦について語っています。

「いや、これは個人的な問題ではない。これはUFCのベルトを賭けたプロの戦いだ。レガシーのためなんだ。彼には何度か腹を立てたよ。彼が僕の国に無礼な言い方をしたときは、とても腹が立った。なぜなら祖国は自分にとって宗教以上のものだからだ。ここ(ネックレス)に祖国があるし、祖国を代表して戦い始めた理由であり、祖国を代表したいからだ。これは健全な競争だよ。これが僕らの仕事なんだ。誰であろうと、自分の家族や国を軽んじるようなことをされたら、怒らなければならない。あのときは彼の顔を引っ叩いてやりたかったよ。でも今はもっと大事なことがある。土曜日の夜に彼を倒してベルトを奪うことだ。試合後に話そう。おそらく彼を許せるかもしれないし、話せるかもしれない。このままにしておきたいんだ。ただ勝って、彼に謙虚でいなければならないこと、そして誰に対しても敬意を払わなければならないことを示したいね」

メラブはこの試合に勝ってベルトを獲得する自信を示すものの、一方でオマリーの打撃を警戒しました。

「スタイル的には僕のスタミナやグラップリングが彼に不利に働くはずだから、自分にとっては簡単だ。でも同時に彼の能力もわかっている。大きなパンチを繰り出すことができる。これは挑戦だよ。僕は圧倒できるけど、彼はパンチ1発で全てを変えられる。どの試合もこんな感じだ。UFCでは簡単な試合はないと思っている。ここでは簡単な試合はない。常に最高の選手が勝つわけではない。僕たちはそれを何度も見てきたんだ」