インタビュー・コメント

チマエフ「ウィテカーのアゴを折るつもりはなかった」

UFC308では、カムザット・チマエフがロバート・ウィテカーに1ラウンドサブミッションで勝利しました。

チマエフは試合後の記者会見で、一方的な展開となったウィテカー戦を振り返りました。

「ここに来る前に見せてもらったんだが、アゴを押したときに何かおかしいと感じたんだ。だから悪いことをしたと思っている。アゴを折るつもりはなかったが、誰かを痛めつけて自分や家族を幸せにするのが俺の仕事だ。彼のアゴを折ろうとしたわけじゃない。たまたまチョークを狙ったときに、カチッと音がしたんだ。首を取ったと思ったんだが、アゴを折ってしまったみたいだね」

チマエフはウィテカーに勝利したことで、今後ミドル級王者のドリカス・デュ・プレシに挑戦する可能性があります。

その場所がデュ・プレシの母国である南アフリカになったとしても、チマエフは王座に挑戦できるならどこでもいいと語っています。

「ベルトを獲るためならどこでも構わない。ただそこに行ってベルトを獲るだけだよ。だからダナ次第だ。彼らは南アフリカに行ったことがないと思うし、行けば良い歴史になるし、それを楽しみたいね」

チマエフはミドル級のベルトを獲得しても、さらに次を目指す考えを明らかにしました。

「ずっと前に3つのベルトについて話したから、もちろん上を目指したい。でもダナ・ホワイトとUFCが何を望んでいるかはわからないんだ。まずは自分の階級でベルトを獲らなければならないし、それから考えるつもりだよ」