UFCの解説を担当しているダニエル・コーミエに災難が起きているようだ。
事の発端は、米国時間6月14日、UFCホワイトハウス大会の直前に、ダニエル・コーミエがあるツイートを投稿したことだった。
そのツイートの内容というのは、ドナルド・トランプの息子であるエリック・トランプとのDMのやり取りのスクリーンショットを公開したものであった。
エリックはDM上で「明日のファイターについて何か教えてくれる? 誰が勝つと思う?」や「知ってる範囲で、ファイターで怪我してる奴はいる?」といったことをダニエルに聞いた。
コーミエはこれらのDMに対して「なんで俺にこんなこと聞くのかよくわからないけど、全員いい状態だと思うよ……」と返答。
エリックはさらにここでたたみかけるのだった。
「単刀直入に言うよ。明日の試合で八百長してるのってある? ディエゴ・ロペスの試合に目をつけてて、アップセット(番狂わせ)もあり得るんじゃないかと思ってる」
このエリックのDMには$マークも付いており、暗に賭け金をかけていることを示唆しているような内容だったとされている。
これに対してコーミエは「いや、俺たちの試合で八百長なんて一切ないし、正直、そんなこと聞くなんて呆れるよ」とたしなめるDMを送った。
これらのやり取りを晒したコーミエは、以下のように投稿した。
「これを明るみに出すことで、たくさん非難されることになるだろうが、黙っているつもりはない。UFCは私が深く情熱を注いでいるスポーツだ。このようなインサイダー行為は決して容認できない。この素晴らしいイベントを台無しにしようとする者たちに恥を知れ。」
しかし、これらのツイートはすぐに削除された。
エリックはこのようなDMは送っていないと主張し、ダニエルもこのようなやり取りはなかったと主張した。
6月18日、コーミエはこの騒動について自身の公式YouTubeチャンネルで「Daniel Cormier explains how X account was hacked at UFC Freedom 250 with fake Eric Trump DMs」というタイトルの動画を投稿し、弁明した。
「日曜日にUFC会場に着いたとき、UFCのソーシャルメディア担当者2人が『ちょうどあなたのことを話していたところです』と言ってきたんだ。『何のことについてだ?』と聞いたら、『あなたとエリック・トランプのことです』と言われた。『俺とエリック・トランプはどうなの?』と聞き返したよ。皆さん、これは日曜日の夜6時半のことだ。イベント会場に行くと、彼らは俺が全く知らないことについて話しているようだった。それがどれくらい前から掲載されていたのかも、削除されてからどれくらい経つのかも全く知らなかったよ。」
さらにこう続け、件のツイートは自身のものではなく、Xのアカウントをハッキングされたものだと主張した。
「一体誰がこんなことをしたのか、私のXアカウントをハッキングしたのかは知らんが、彼らは投稿してすぐに削除したんだ。なぜなら、人々はそういうことを信じるだろうと思ったからだ。でも、結局のところ、俺は絶対にそんなことはしない。そういう会話には決して参加しない。そういう会話をした後に、Xに行ってあんなことを投稿するなんてありえんよ。絶対にそんなことはないからな。それが俺のやり方ではない。」
そして、少なくとも6月18日になってようやくXにログインできるようになったと語っている。
「今朝やっとXアカウントにログインできたところだ。」
果たして、コーミエのXアカウントがハッキングされていたというのは本当なのだろうか。
今後のコーミエ自身の言動から目が離せない!
