2026年8月29日(米国時間)に開催されたUFCファイトナイト上海大会。
この日のメインイベントでは、中国を代表するファイターのソン・ヤドンとウマル・ヌルマゴメドフが対戦した。
ソンは2026年1月に開催されたUFC 324でショーン・オマリーに敗れていたが、この日はロシア人ファイターのウマルを相手に勝利を収めた。
母国中国で勝利を飾ったソンは、不況や自然災害などで苦しむ中国の人々に希望を与える結果を残した。
そして、日本人として忘れてはならないのが朝倉海の試合だ。
朝倉は中国出身のファイターであるアオリ・チロンと対戦。
序盤から互角の攻防が続いたものの、第2ラウンド開始後から朝倉がプレッシャーを強めていく。
そして朝倉がハイキックを繰り出し、倒れたチロンに執拗なパンチを浴びせ、中国人ファイターのチロンを圧倒。
最終的にレフェリーが試合をストップし、朝倉が中国人ファイターを相手に白星を挙げた。
上海の会場では、朝倉の強さに戦慄するような悲鳴も飛んだが、朝倉は勝利の笑顔でいっぱいだった。
朝倉は試合前にU-NEXTのインタビューを受けた際に、「今回アウェーになるので対戦相手の応援が多いと思うんですけど、それを完全にシラけさせるようなKOをしたいな、と。まあでも前回同様、インパクトのある倒し方をしたいなと思いますんで、期待しててください」と語っていた。
シラけさせるどころか、会場から悲鳴やブーイングが飛ぶほどのインパクトを残すことに成功したようだ。
試合後にはバックステージインタビューにも登場。
日本人スタッフに向かって「よっしゃあ!」と喜びを爆発させ、非常に嬉しそうな表情を見せるなど、爽やかな一面も披露した。
またこの日、日本人の勝利は朝倉だけではなかった。
鶴屋怜もこの日の大会に出場し、ペルー出身のケヴィン・ボルハスと対戦。
鶴屋は試合を終始優位に進め、ボルハスを何度もテイクダウン。
最後はリアネイキッドチョークを極め、見事に一本勝ちを収めた。
中国を舞台とした大会で、中国人ファイターを相手に勝利した朝倉。
そして、ペルー人ファイターを圧倒して勝利した鶴屋。
日本を代表する2人のファイターが、それぞれの戦いで強さを示す結果となった。
2人は、間違いなく日本人の強さを、中国やアメリカ、あるいは世界中の格闘技ファンに見せつけることに成功したといえるだろう!
