現UFCフライ級チャンピオンのデメトリアス・ジョンソンと現UFCバンタム級チャンピオンのTJディラショーは、お互いに対戦の興味を示したことで、UFC226で実現するのではと言われ続けていました。
しかしUFC代表のダナ・ホワイトによると、このチャンピオン対チャンピオンのスーパーファイトは実現しないようです。
ホワイトは『Los Angeles Times』で次のように語っています。
「それは実現しないし、決して組まれることはない。それに加えて、DJは負傷しているからしばらく離脱している。私たちは(ディラショーのために、代わりとなるタイトル防衛戦の相手に)取り組んでいるところだ」
ジョンソンは現在肩の負傷のリハビリを行っているものの、7月のインターナショナル・ファイト・ウィークには間に合うことを望んでいると語っていました。
ホワイトの言ったことが正しければ、ジョンソン対ディラショーは実現しないかもしれません。もし実現していれば、ディラショーはUFC史上5人目となる2階級チャンピオンになる可能性もありました。
ホワイトはまた、ディラショーの次のタイトル防衛戦の相手に取り掛かっていると言及していますが、具体的な選手の名前にはまだ触れられていません。
スーパーファイトが実現しないにしてもどういう経緯によってそのような結論に至ったのか、ジョンソンとディラショーのコメントを聞いてみたいところです。
(BJPenn.com)