今月ブラジルのリオデジャネイロで行われたUFC224でリョート・マチダは、ビクトー・ベウフォートと対戦し、フロントキックでノックアウト勝利を収めました。
この勝利で2連勝になったマチダはまず、まもなく引退することが濃厚なマイケル・ビスピンとの対戦を望んでおり、最終的には再びチャンピオンになることを望んでいるようです。
マチダは『Bloody Elbow』のインタビューで次のように語っています。
「今年はあと1、2回戦いたいね。本当にそうできると感じているし、再びチャンピオンになりたいんだ。でも今はビスピンの最後の試合についてしか考えていない。私が上手くやっていることを示してランキングを上がっていけば、タイトル挑戦権を得ることができるだろうね。今のところ階級を変更することは考えていないよ。(ビスピンとの試合は)多くの人たちが見たい戦いだと思うんだ」
マチダはビスピンとの試合を終えた後は最終的にミドル級チャンピオンシップを見据えています。
6月9日にシカゴで開催されるUFC225のメインイベントで、ロバート・ウィテカー対ヨエル・ロメロによるミドル級チャンピオンシップが行われますが、マチダにとっては空手のスペシャリストであるウィテカーに関心を持っています。
「ロバートは素晴らしい仕事をしてきたけど、私は彼のスタイルと戦うつもりはないよ。MMAであっても私たちは武道家だと思っている。私の空手と彼の空手は戦わないし、柔術が空手と戦うこともない。しかし私の目標はベルトを持っている選手を倒すことだ。もし彼がベルトを持っているなら、もちろん私は彼と戦うことに興味があるよ」
(bloodyelbow)