インタビュー・コメント

タイロン・ウッドリー「将来はミドル級で引退したい」

現UFCウェルター級チャンピオンのタイロン・ウッドリーは、昨年7月のUFC217でデミアン・マイアを相手に防衛して以降、タイトルの防衛戦を行っていません。

昨年12月には肩の手術を受けたウッドリーは、現在ほぼ回復してきています。

そしてウッドリーは、『MMAjunkie Radio』で8月4日にロサンゼルスで開催されるUFC227で復帰したいと語っています。

「私は8月4日に復帰すると予想されている。それは私が戦いたいタイミングであり、私はロサンゼルスで戦いたい」

「準備はできているよ。多くのことを100%でやり始めている。私はまだリハビリをやっているし、強さを取り戻している段階だ。しかしそれが私を制限しているわけではないんだ」

ウッドリーが復帰するとき、対戦相手の候補には多くの選手がいます。UFC225で決まる暫定チャンピオン、トンプソンに勝利したダレン・ティル、デミアン・マイアに勝利したカマル・ウスマンに加え、非現実的なところではジョルジュ・サンピエールやネイト・ディアスもいます。

しかしウッドリーは次の防衛戦の相手に関して誰であっても問題なく、とにかく戦いたいと語っています。

「誰が準備できているのか、次は誰なのかは本当に気にしていない。私にはチャンピオンとして価値のある権利があることを認識しなければならない。私が戦う準備ができたら、戦うのは今なんだ。何かが実現するのを待ちたくはない。私はチャンピオンだ。自分のタイミングで戦いたいんだ」

「これらの試合のいくつかはとにかく実現するべきだが、おそらく暫定タイトルを持つ選手ではないかもしれない。しかし私は戦うことになると思う。たとえそれが現在この階級に属していない相手だったとしてもね。たぶんそれはネイトかジョルジュだ。もしくは他の誰かかもしれない。私はこれら他の全ての選手と戦うつもりだよ」

ウッドリーはもしウェルター級で全てをやりつくした場合、ミドル級へ行くことも示唆しています。

「私はRDA、コルビー、ウスマン、ティルと戦うのを嫌がってはいない。その時点で他の候補者が出てこないのであれば、この階級を一掃したいね。そうすれば私はこれまでの歴史の中で最も偉大なウェルター級の選手になる。そうなれば185ポンドに上がるタイミングだ。そしてその階級のベルトが欲しいんだ」

「私は自分の階級を終わりにしたい。それが全て実現したとき、そこでできることは全てやったことになる。そして階級を上げて、自分自身もう一度挑戦したい。185ポンドでベルトを獲得し、それを防衛し、ミドル級として引退したいね」

(mmajunkie)