7月のUFC226でスティーペ・ミオシッチに勝利してヘビー級タイトルを獲得したダニエル・コーミエは、おそらく次のヘビー級タイトルの防衛戦の相手にブロック・レスナーが務める可能性が高くなっています。
タイトルを失ったミオシッチはヘビー級最多となる過去3回の防衛に成功しましたが、このままいけばリマッチを与えられることはないかもしれません。
しかしミオシッチはレスナーのタイトル挑戦を批判すると同時に、自身が即時リマッチに値すると主張しています。
これについてUFCのダナ・ホワイトは、ポッドキャスト『UFC Unfiltered』で反応しました。ホワイトはミオシッチについて次のように語っています。
「私はなぜスティーペがいつも尊敬されていないと感じているのかわからないが、私たちはそうではないよ。私たちはスティーペに対して多くの敬意を払っている。彼はタイトル挑戦権を獲得するために非常に長い時間がかかったと感じていると私は思うんだ。私が振り向くたびに彼は見下されたように感じている。彼は決して見下されてなんかいないんだ。よくわからないけど、彼の考えは完全に逆だね」
「(UFC226で)みんな私たちがコーミエとブロックとの戦いをセットアップしたのを見たよね。でももしスティーペが試合に勝っていたら、そこにいたのはスティーペだっただろう。だからそれはスティーペに失礼なことをしたのではなく、それが起こる前にチャンピオンシップで決まったことだったんだ」
ミオシッチは負けた後すぐに世間の目がコーミエ対レスナーに移ってしまったことから、自身の存在とリマッチを忘れられたことにただ拗ねているのかもしれません。
(bjpenn.com)