インタビュー・コメント

イェンジェイチック「シェフチェンコとの対戦はオープン」

UFC228でニコ・モンターニョは当初、ヴァレンティーナ・シェフチェンコを相手にUFC女子フライ級タイトルの防衛戦を行う予定でした。

しかし公式計量直前にモンターニョが体調不良により病院へ運ばれたことから防衛戦は中止され、フライ級タイトルも剥奪されることになりました。

元UFCストロー級チャンピオンのヨアナ・イェンジェイチックは、UFCモスクワでのメディアスクラムで、UFCがモンターニョのタイトルを剥奪したことについて同意すると語りました。

「私はそれがフェアだと思います。これまで私は究極の犠牲を払ってきましたが、2017年11月には私も同じ状況にありました。なぜなら私にとってファイターやチャンピオンが体重を作らないというのは、恥ずべきことだと思っているからです。UFCでは献身的なファイターやチャンピオンが必要とされています。それは単に世界最高の組織だからです。ここにはそれに値しない選手のための時間も場所もありません」

「非常に厳しい決断だったでしょう。私は彼女がそれに満足していないと思っていますが、この仕事にはとても真剣に取り組まなければならず、100%の状態でなければいけません。減量は簡単ではなく、良いものではありませんが、私たちの仕事の一部なのですから不満を言ってはいけないのです」

ダナ・ホワイトは、空位となった女子フライ級タイトルに対して、年内中にシェフチェンコは誰かとチャンピオン決定戦を行うことを示唆しています。

この試合のオファーを受けたとするイェンジェイチックは、シェフチェンコとの試合の可能性についてオープンであると語っています。

「この試合はまだ決定していません。もちろん私はオファーを受けたのですが様子を見ることになります。私はヴァレンティーナ・シェフチェンコと戦うことにはとてもオープンです。私はいつも最高の選手と戦いたいと思っているし、彼女は世界でトップの女性ファイターの一人だと思います。彼女は数回の世界ムエタイチャンピオンであり、MMAでも成功したので、何が起こるかはそのうちわかるでしょう」

ムエタイのキャリアではシェフチェンコに3回敗れているイェンジェイチックですが、今回は状況が大きく異なると語ります。

「10年前のようですね。でも私たちはそのときと違うファイターです。私たちはリングで対戦するつもりはなく、オクタゴンで対戦するつもりでありそれが重要ですね。今回は別の試合です。今私たちは違うアスリート、違うファイターになっているのですから、私が心配する必要はありません」

UFCが11月にマディソン・スクエア・ガーデンで開催されるUFC230のメインイベントを探していますが、イェンジェイチックはすぐに戦える準備が出来ていると言及しています。

(mmafighting)