4月13日にアトランタで開催されるUFC236では、ライト級とミドル級による2つの暫定タイトル戦が決定しています。
UFC235で防衛戦が決定している現ウェルター級チャンピオンのタイロン・ウッドリーは、ロサンゼルスで行われたメディアスクラムで、暫定チャンピオンシップについて次のように発言しています。
「これは私にとっておかしなことだね。暫定ベルトは地球上で最もおかしなジョークだよ。(UFC236では)2つも暫定ベルトがあるんだからね」
「それは嫌いじゃないよ。だって面倒な状況になりたくないからね。ただそれについて考えるとき、現チャンピオンがいるわけだ。マックス・ホロウェイは私たちのお気に入りのチャンピオンかもしれない。もしあなたが全てのチャンピオンたちに、誰がお気に入りのチャンピオンかを尋ねたら、私たちチャンピオンはみんなマックス・ホロウェイだと言うかもしれない。それならば彼は暫定ベルトのために戦う必要はないはずだ。彼が本当のライト級ベルトをかけて戦わない限り、それは意味がないんだ」
ウッドリーの意見に対して、同じUFC235に出場予定のベン・アスクレンも語ります。
「なぜ彼らは155ポンドのタイトル争いを強制させたの？私もタイロンが言っていることはそう思うよ。マックスには彼のベルト(フェザー級)を守らせればいい。その方がずっと理にかなっているよ。もしくは(フェザー級にいる)みんなが戦うことにノーと言っているのであれば、わからないけどね」
ライト級では暫定タイトルにホロウェイが出場するべきではないと語る一方で、ミドル級の暫定タイトルは理にかなっているとウッドリーは語ります。
「ガステラムとアデサンヤの暫定ベルトは、あの状況なら正当だと思うよ」
UFC235でカマル・ウスマンと防衛戦を行うウッドリーですが、マッチアップが決まる前にはウェルター級でも暫定タイトルが作られた可能性があったと言います。
「私の状況では暫定ベルトは必要なかったんだ。私は8ヵ月間戦っていなかったが、来月にはおそらく戦うことになるだろう。私はただ暫定チャンピオンを決めるために暫定タイトル戦を行うのであれば、それは本当のベルトから活力を奪うことになると思うんだ。もし暫定ベルトをかけて戦うように求めている選手がいるなら、それは2位をかけて戦おうと言っているようなものだからね。それは私にとって単におかしなことなんだ」
(mmajunkie)