ウェルター級タイトルへの挑戦に最も近い選手の一人であるベン・アスクレンは、先週末にロンドンでUFCファイトナイトを観戦しました。
メインイベントで行われたダレン・ティル対ホルヘ・マスヴィダルの試合は、アスクレンは当初ティルが勝利すると予想していたものの、結果はマスヴィダルがノックアウトにより勝利しました。
今回の結果を受けてアスクレンは試合後に次のように語りました。
「私は(マスヴィダルと)ぜひ戦いたいと思っているが、試合後のスピーチを聞いていると、彼は私と戦わない理由を探そうとしていると思うね。彼はベルトをかけた戦いについて話しているけど、この試合の前に彼は2試合連続で敗れている。彼の前に選手がいるのに、2つ負けていて1回勝っただけでは突然ベルトへの挑戦にならないよ。そんなに上手くはいかないね」
コルビー・コビントンは次期挑戦者候補であるため、アスクレンはコビントン以外で次の対戦相手を考える必要があります。
「コルビーが好きな人なんて誰もいないよ。私は彼を通り越してウスマンと戦うことを望んでいるけど、ウスマンがそれを望んでいるようには思えない。彼には私に呼びかけて欲しかったけど、彼はそうしなかった。だから私はティルが勝つだろうと思っていたけど、再び考え直さないといけないね。マスヴィダルとは戦ってみたい。レオン・エドワーズとも戦ってみたいね」
「私としてはエドワーズよりも高いランクにいる選手と戦いたいけど、もし彼らに代わって私と対戦することになれば、私は間違いなくイエスと言うだろう。私が驚いたのは、彼がグラップリングを上手くやれていたことだ。グンナー・ネルソンが大きなアドバンテージを持っていると思っていたけど、レオン・エドワーズはテイクダウンをしただけでなく、トップでのポジションをコントロールし、グンナー・ネルソンのテイクダウンを全て防いでいたね」
アスクレンは次の試合の予定はいつになるのかまだわからないと言及しています。
「(次の試合については)本当に何も知らないんだ。彼らはまだ私に試合のオファーをしていない。まだ私は頼まれていないよ。この試合を見て私は考え直すことにしたから、明日私たちは彼らと話をしているかもしれない。何が起こるのかそのうち理解できるだろうね」
なおアスクレンは今週月曜日(日本時間火曜日)に行われた『MMA Show』に出演し、次の対戦相手については、ウスマン、コビントン、ティル、ワンダーボーイ、RDA、ポンジニッビオ、ローラー、マイア、エドワーズ、マスヴィダルの名前を挙げて誰とでも戦う準備ができているとコメントしています。
またダナ・ホワイトからメールをもらったようで、アスクレンがラスベガスにいるときに次の試合について話し合いをする予定だということです。
(mmafighting)