インタビュー・コメント

タイロン・ウッドリー「次勝てばタイトルに挑戦する」

UFC235でカマル・ウスマンに敗れたことでウェルター級タイトルを失ったタイロン・ウッドリーは、6月29日にミネアポリスで行われるUFCファイトナイトのメインイベントでロビー・ローラーと対戦します。

ウッドリーは今週この試合について、自身がタイトル挑戦への道を歩むべきではなく、すぐに挑戦するべきだったと語っています。

「私がベルト獲得のために遠回りをするべきだったとは思っていない。すぐにタイトルをかけて戦うことができたはずだと思っている。私はNo.1コンテンダーを相手にベルトを5回防衛したという事実がある。とはいえどうすることもできない。私は自分の進む道が間違っていることをわかっているが、2試合も3試合も戦うつもりはない。ロビーとは戦うつもりだが、その後はタイトルをかけて戦うことになるだろう」

ウッドリーはUFCファイターでありながら、俳優、コメンテーター、さらにはミュージシャンとしても活動しており、彼のアルバム『Chaos Theory』を発売したのはウスマンに敗れた2日後でした。

ウッドリーは自身がトレーニングに影響を与える他のことは許さなかったとしながらも、時間の使い方はもっと考えるべきだったかもしれないと認めています。

「私たちはチームとして自分たちに正直でいなければならなかったと思う。眠りにつくことができた夜はあったのか?と問いただすべきだ。電話の受話器を置いたり、Instagramをしないことはいつでもできていた。でも当時はアルバムの収録のためにスタジオに行かなければいけなかった日もあったし、それで4時間の睡眠だったりもした。そういったことが私をイライラさせて、今のスパーリングセッションはひどいものだったのか?と考えるべきだった。維持するためにはさらに良い仕事をしなければならない。結局のところ、私は負けてしまったんだ」

一方2016年に一度ウッドリーと対戦して敗れているロビー・ローラーは、今週の公開練習で次のように語っています。

「全ての試合が大きな戦いだよ。あの試合は3年前だった。私は別のファイターになっているし、彼もそうだろう。私たちの目的地はみんな同じだよ」

(ESPN)