アレクサンダー・ヴォルカノフスキーは、UFC237でジョゼ・アルドに勝利したことで、現在フェザー級ランキングのNo.1コンテンダーとなっています。
しかしその数日後には、7月に開催されるUFC240でホロウェイの防衛戦の相手としてフランキー・エドガーが正式に決定しました。
ヴォルカノフスキーは自分がNo.1コンテンダーであることからタイトル挑戦に相応しいと主張すると同時に、10月に母国オーストラリアで開催されるUFC243でホロウェイと対戦したいと考えています。
最近出演した『The MMA Hour』でヴォルカノフスキーは次のように語りました。
「私がマックス・ホロウェイと戦うべきであり、100%間違いなくタイトル挑戦に値する。彼はオーストラリアで戦うことを望んでいない。でも彼はオーストラリアのファンが彼を好きなことはわかっているだろう。そしてみんな素晴らしい試合になることを知っている。だから私はリオのように、反感を抱く観客に対して心配しなければいけないようなことはないと思っている。それにオーストラリアよりも少しクレイジーだよ。だから私たちはその試合を実現する必要があるんだ。素晴らしい試合になるだろうし、私はその試合を世界中が見たがっていると確信しているよ」
ヴォルカノフスキーはどのようにしてホロウェイを倒すつもりなのかと尋ねられたとき、次のように語っています。
「自分の戦いをするだけだ。彼は前に出てくる選手で、私との試合ではかなり大変な仕事をすることになる。だから彼にとって私は良くない対戦相手になると考えている。彼は前に出るタイプの選手だけど一発で仕留める選手ではない。彼はたくさん手数を出すが、もし私に手数を出そうとするならそれらを受け止めて、重くて力強い攻撃を受けることになるだろう。それに私のレスリングについても気にする必要がある。私には彼が気にするべき多くの手段を持っているから、彼にとっては非常に危険な戦いになると思うよ。でも彼は勇敢だし、すごい選手だ。だからこの試合を実現させよう」
フェザー級では負け知らずのホロウェイでしたが、4月の暫定ライト級チャンピオンシップではダスティン・ポイエーに敗れることとなりました。
それについてヴォルカノフスキーは、連勝していたホロウェイであっても無敵ではないと語っています。
「彼が倒される可能性があることはいつも理解していたよ。それに私は彼にとって悪い対戦相手となることもわかっている。彼が無敵ではないことをみんなが気がつけたことはおそらく良かったんじゃないかな。彼は止められないと誰もが思っていたけど、私は彼らを責めることはしない。彼は本当に調子が良さそうだったし、彼のことは尊敬しているからね」
「でも同時に彼は無敵ではないことはわかっていたし、それが現実に示されたということだ。私が数日間有酸素運動をすれば、スタミナが切れることはないだろうし、試合中ずっと強力なままだ。だから私は彼にとってとてもとても悪いマッチアップになると確信しているよ」