インタビュー・コメント

コルビー・コビントン「UFC244に統一戦をやりたい」

カマル・ウスマン対コルビー・コビントンのウェルター級チャンピオンシップは、この階級において行われる可能性が最も高いと言われています。

コビントンによると、実際9月7日にアブダビで開催されるUFC242でチャンピオンシップの実現が話し合われていたようです。

チームメイトであるダスティン・ポイエーとともにチャンピオンシップを行うつもりでいたものの、ウェルター級チャンピオンシップは組まれませんでした。

コビントンは『MMA Junkie』のインタビューで、そのときのことについて次のように語っています。

「彼らはダン・ランバート(ATTの創設者)のところへ行き、アブダビでアメリカントップチーム対ハビブ、ウスマンの対決をやろうと言って、私はそれに同意したんだ。私はそこに行くつもりだったよ。でも行われるのはハビブ対ポイエーだ。タイトルマッチは散らばらせる必要がある。毎月ペイパービューがあるし、だから最初からこの話し合いは意味がなかったんだ。戦う場所は関係ない。その試合はアブダビで行うよう真剣に話し合っていたけど、彼らは今ニューヨークでやりたがっていると思うね」

暫定タイトルを獲得して以降、試合を行っていないコビントンですが、自分よりもチャンピオンのウスマンが試合をお願いするべきだと語っています。

「彼はパワーがないし、おそらく彼はスポーツ史上最も支持率の低いチャンピオンだ。彼はNo.1コンテンダーのチャンピオンだよ。パワーレンジャー(アメリカの特撮ドラマ)のベルトを手に入れたんだ。私は誰にも頼み込んでいない。彼が私に懇願するべきだ。私はマネーファイトができる選手だからね。私の試合は誰もが見たがるものだ。誰も彼が戦うところを見たがらないよ。彼らは私が勝つのか、もしくは負けるのかが見たくてこの試合を見ることになるんだ。どちらであったとしても、彼らは私を見ることになるんだよ」

「頼み込むことはしない。ダナ・ホワイト、ハンター(キャンベル)などUFCのお偉いさんはみんな私に約束したんだ。彼らは私が次の挑戦者だと言ったし、だから私は辛抱強く待っている。彼のケガが治ったとき、私たちはこれらのベルトを統一することになるんだ」

コビントンはすでに暫定タイトルを失っているため統一戦にはなりませんが、現在彼は11月にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでの開催が噂されているUFC244に注目しています。

「ガーデンで戦うのは理にかなっている。メインイベントはまだ決定していない。4ヵ月もあるから、私たちがプロモーションしたり、計画を立てたりするのに絶好の機会だ。アメリカ以外でこの試合をすることに意味はないよ」