10月18日にボストンで開催されるUFCファイトナイトでは、ドミニク・レイエスとクリス・ワイドマンが対戦します。
レイエスはこれまでジャレッド・キャノニア、オヴィンス・サンプル―、ヴォルカン・オーズデミアなどに勝利しており、現在までキャリア11勝無敗となっています。
一方のワイドマンはこれまでミドル級で戦ってきており、今回からライトヘビー級へ移行することになりましたが、レイエスはこの試合についてお互いにメリットがあると考えています。
レイエスは『MMA Fighting』のインタビューでこの試合について次のように語りました。
「クリス・ワイドマンとの試合についてはトレードオフの関係だ。私はランキングにいてスキルもある。彼には名前がある。それが彼が交渉にもたらしたものだよ。彼には知名度がある。アンデウソン・シウバを破っているからね。長い間ミドル級チャンピオンでもあった。だからこの試合で私が得たいのは、世界的に知られたビッグネームを倒すことで私の価値をさらに高めることだ。現時点では知名度vs記録って感じだね」
ミドル級でタイトルを獲得したこともあるワイドマンですが、ここ最近5試合で4敗するなど結果を残せていない状況が続いています。
しかしレイエスはワイドマンの実力は変わっていないと語ります。
「誰が何と言おうと彼はただものではない。MMAメディアやTwitter上で何が起こっているのかわからないが、彼らは今誰に対しても軽視している。みんなすぐに決めつけるんだ。私自身でさえ、彼らは私のことを軽視していたけど、その後勝っているからね」
レイエスはワイドマンがこれまでの相手と同じようにテイクダウンを仕掛けてくると予想しており、それを迎える準備は万全だと語りました。
「どうなるかはわかっているよ。彼は打ってくるだろうし、テイクダウンを仕掛けるはずだ。彼が私を支配しようとしているかどうかはわからないが、彼にはできない。なぜなら私は彼よりもずっと大きいからだ。でも彼は支配しようとするだろう。正直言って、彼が打ってきたりテイクダウンを試みることを期待しているんだ。不意にヴォルカン(オーズデミア)は私にテイクダウンをしてきたことがあったが、彼は決して攻撃しないで私を捉えていた。彼は上手くいかなかったが、同じことをOSPがやってくるのもわかっていたし、ワイドマンがそうすることもわかっている。でも彼は私にテイクダウンすることができないんだ。準備は出来ているよ」
なお前日に行われた公式計量では、レイエスが203ポンド、ワイドマンが204ポンドでどちらもクリアしています。
Your #UFCBoston headliner between @chrisweidman and @DomReyes is official. Here’s a look at both men stepping on the scale this morning.
Full weigh-in results: https://t.co/oSxHzIg9Kp pic.twitter.com/7Kb9bmyk9t
— MMA Junkie (@MMAjunkie) 2019年10月17日