インタビュー・コメント

ポール・フェルダー「上位トップ5の選手と戦いたい」

今週末にはニュージーランドのオークランドでUFCファイトナイトが開催され、メインイベントではダン・フッカー対ポール・フェルダーのライト級マッチが行われます。

現在2連勝中のフェルダーは、ホームタウンとなるダン・フッカーに勝利することで、ライト級の上位選手と戦えるようになると考えています。

なおライト級ランキング6位のフェルダーの上には、トニー・ファーガソン、ダスティン・ポイエー、コナー・マクレガー、ジャスティン・ゲイジー、ドナルド・セラーニがいます。

フェルダーは『MMA Fighting』のインタビューで、今回の試合の意気込みについて語っています。

「私にとっては今回が14か15回目のUFCでの試合になる。今良い連勝を続けているし、それはダンも同じだね。この試合の勝者は間違いなく上に行くことができ、この階級のトップ5の誰かとの試合が保証される。それを求めているんだ。何度も言っていることだが、それこそ私がこの競技をしている唯一の理由だよ。お金を稼がなければいけないっていうなら、この競技には興味がない。私はこの競技で世界でベストな選手になりたいんだ。この試合は私にそのチャンスを与えてくれるんだよ」

上位に行きたいフェルダーにとって、次のダン・フッカーはランキング7位と自身の6位よりも下に位置しています。

しかしフェルダーは、連勝中のフッカーと戦う意味があると主張しています。

「それが発表される前、(UFCマッチメーカーの)ショーンが私とマネージャーに試合のことで連絡してきた。彼は私の一つ後ろにランクインしているが、私にとってより重要なのは連勝中の選手を止めることだ。彼はそれにピッタリだね。それは私よりも高くランクインしている連敗中の選手を倒すよりも意味があると思っているよ」

「ダン・フッカーのような選手と戦えるなら、彼が7位で私が6位だとしても問題ない。彼は素晴らしい選手だよ。しかも彼のホームタウンで試合ができるのだから、さらに良いことだね」

もしフェルダーが勝利した場合、3連勝に加えて過去7試合で6勝を収めることになります。

そのためこの試合の勝者がタイトル争いに加わることができると考えています。

「もし私が勝利することができたら、特にダンのようなタフな相手を圧倒することができたら、15位の選手と戦うつもりはない。階級にいる他の選手に敬意を払っていないわけではないが、もしオークランドで勝った場合は、大きな試合が来るまでケガをしないようにトレーニングを続けて、そのチャンスが来るまで主張し続けるよ」

「その時点で連勝を続けているのだから、それを諦めるつもりはない。私たちのどちらかがNo.1コンテンダーをかけた試合の権利を獲得すると思っているし、もしくは階級の他の選手の負傷などによっては、タイトル挑戦に割って入ることもあるんじゃないかとさえ思っているよ」

なお前日に行われた公式計量では、ポール・フェルダーが155.5ポンド、ダン・フッカーが156ポンドでどちらも規定体重をクリアしています。