インタビュー・コメント

マスヴィダルがウスマンとの対戦が実現しない理由を語る

UFCはウェルター級チャンピオンであるカマル・ウスマンとBMFタイトルを持つホルヘ・マスヴィダルとの試合をまだ組むことができていません。

ウスマンは最近コナー・マクレガーとの試合に興味を示しましたが、一方でマスヴィダルはネイト・ディアスとの再戦に興味を持っています。

しかしマスヴィダルによると、ウスマンとの試合が実現しないのは、ウスマンが試合のために大金を要求していることにあるようです。

マスヴィダルは今週水曜日に『ESPN』のインタビューで次のように語りました。

「カマルはあり得ない金額を要求してきたんだ。彼は2019年のワーストペイパービューカードの一つだった。自分はベストだったよ。金額だけで言えばね。これは意見ではないんだ。実際私は2019年で最もペイパービューを売っていた。だから彼は一獲千金のためにUFCにクレイジーな金額を要求しているんだ。UFCは彼に何度かノーと言っているよ」

次の対戦相手についてはどうなるかわからないとしながらも、ディアスとの再戦もゼロではないと主張しています。

「どうなるかわからない。正直に言うと、ネイトと戦うことに問題があるとは全く思っていないんだ。ネイトは戦う準備が出来ているだろうし、その気持ちを持っていると思う。ウスマンがどれだけの金額を要求しているのか調べてみて欲しい。彼はバカげた金額を要求しているんだ。あり得ないほどね。UFCは『ふざけるな、何様だ?』って言っているよ。呼び物でもないのに、よくこれだけの最低保証額を要求しているよ。客を呼べなければ、知名度もない。誰も彼のことを知らない。このスポーツのコアなファンでさえ、彼のことを気にしていないよ。彼には『ペイパービューを30万件売ってくるよ』なんて言える力は持っていない。そんなこと言わないだろうね」

なおパンデミックが起こる前には7月にウスマン対マスヴィダルが噂されていたものの、現在はどちらも次の対戦がまだ決定していない状況です。