週末にラスベガスのUFC Apexで開催されたUFCファイトナイトのメインイベントでは、ギルバート・バーンズがタイロン・ウッドリーを判定で破りました。
バーンズはこれで6連勝となり、ランキング1位のウッドリーに勝利したことから、ウェルター級のタイトル争いに名乗りを上げました。
しかし現在のウェルター級チャンピオンであるカマル・ウスマンは、バーンズにとってチームメイトになります。
試合後の記者会見でバーンズは、ウスマンとの対戦は複雑だとしながらも、タイトルには挑戦したいと語りました。
「どうなるかわからない。おかしなことにだろうけど、私たちは2人もプロだからね。彼のことはとても好きだよ。彼がチャンピオンになったときは多くの刺激を受けたし、彼がゼロからそうなったのを見たんだ。私は柔術をしていて、彼はレスリングをしているから、いつも一緒に仕事をするのが好きだね。だからどうなるかわからない。おかしなことになるかもしれないけど、私はタイトルをかけて戦いたいし、彼はチャンピオンだ。それが私が試合を呼びかける唯一の理由だよ。だってそれ以外は意味がないからね」
ウスマンの次の相手としてはホルヘ・マスヴィダルも候補に挙がっていますが、今のところマスヴィダルはタイトル戦よりも、ネイト・ディアスとの再戦に興味を示しています。
もしマスヴィダルがこのままタイトル戦に興味を示さないのであれば、バーンズは自分がタイトルに挑戦したいと主張しました。
「次はタイトルを取りに行きたいし、マスヴィダルといったクレイジーな選手がいることも知っている。でもダナ(ホワイト)は、バックステージで7月の試合には出場できると言ったんだ。だからもしヤツらがまだクレイジーなままなら、私がタイトルをかけて戦いたいね。もしタイトル戦ができないのなら、誰が戦えるのか教えて欲しい。コルビー(コビントン)がダメなら、レオン・エドワーズでも誰でもいい。ただ忙しくしていたいんだよ」
バーンズはトップコンテンダーであるウッドリーに完勝できたことは満足だと語りました。
「トレーニングでやったことは全て実行したよ。フィニッシュはあらゆることをイメージしていたんだ。フィニッシュできなかったけど、それは悪いことではない。なぜなら元チャンピオンと5ラウンド戦って、テイクダウンをしたりあらゆることをして、自分の実力をみんなに示せたからね。もちろんもっと良くならなければいけないことはたくさんあるし、コーチがいくつか指摘してくれた。でも自分のパフォーマンスには満足しているよ」