現UFC女子バンタム級・フェザー級の2冠チャンピオンであるアマンダ・ヌネスは、すでに史上最高の選手となりつつあります。
現在の女子パウンド・フォー・パウンドランキングでは1位となっており、これまでにも多くの選手を倒してきました。
ヌネスは『MMA Junkie』のインタビューで、一部に批判の声はあるものの自分が成し遂げてきたことに対しては絶対的な自信を示しています。
「はっきり言って、全て成し遂げたよ。もうすでに証明した。他にもたくさん色々なことを聞いているけど、それについては別に問題ないと思っている。問題ないわけではないけど、それは仕方がないことだよ。人々が言っていることに、私は何をすればいい?彼らを殴る?いいや、放っておくしかないだろう。悪口を言われたときに対処できるなら、他のことには何でも対処できるようになるよ。だから彼らが私に最高だって言ってくれば私も同意見だ。すでに証明したからね」
「私はチャンピオンだろうと、元チャンピオンだろうと全ての選手に打ち勝ってきた。サイボーグは誰もが恐れていた選手だ。彼女は13年間負けなしで全ての選手を倒してきた。ロンダ・ラウジー、ホリー・ホルム、みんなビッグネームだ。ミーシャ・テイト、ヴァレンティーナ・シェフチェンコたちはみんな非常にタフだ。そういった試合が今の私を作り上げたんだ。今もし激しい交戦を経験しなければいけなかったとしても、そうするだろう。それが私をより強くしてきたからね。私はライオネス(雌ライオン)だ」
今週末のUFC250では、フェリシア・スペンサーを相手にフェザー級タイトルの防衛戦を行います。
圧倒的な勝利を予想する世間の声に対してヌネスは、スペンサーとの防衛戦について油断するつもりはないと語っています。
「彼女は良い選手だよ。みんな彼女を過小評価しているが私はそうはしない。彼女と戦うための準備は出来ているよ。決して相手を過小評価してはいけないというのが、私の中の最初のルールだ。彼女はサイボーグと3ラウンド戦った。土曜日に私と対戦するのには理由があるんだ。目の前にはもう一人のサイボーグがいると考えて戦うつもりだよ」
「私もこの試合のために準備は出来ているが、それは彼女も同じだと思っているよ。彼女は負けに来るわけじゃない。彼女だってこのベルトを手に入れようとしている。だから私も彼女と戦う準備は万全だよ」
すでに多くの選手を倒してきたヌネスですが、今後もMMAを続けていきたいと語っています。
「これを続けていきたいし、戦い続けたいと思っている。これが私の仕事だと最初からずっと思っているし、この仕事が大好きだ。戦っていなかったら何をしていたかわからないね。トレーニングをして戦うのが好きなんだ。いつかもし引退したとき、朝起きてジムに行かなくなったら、とても悲しく感じるかもしれない。いつかは別のことをすることになるのはわかっているけど、他のことができるのは私にとってとても妙なことに感じるかもね」
「今はただこのことを続けていきたい。フェリシア・スペンサーと最初のフェザー級ベルトの防衛戦を行って、その後はバンタム級になるだろう。新しい選手も出てくるんじゃないかな。今後の人生が楽しみだよ」