UFC250でフェリシア・スペンサーを相手にフェザー級タイトルの防衛に成功したアマンダ・ヌネスは、最近引退の可能性について言及しました。
ヌネスはパートナーであるニーナ・アンサロフとの間に子供が産まれる予定で、しばらく復帰することはないとしています。
UFCのダナ・ホワイトは今週金曜日(日本時間土曜日)にラスベガスで行われたメディアスクラムで、ヌネスの引退についてコメントしています。
現在女子フェザー級はランキングが設けられていませんが、ホワイトはヌネスがいなくなることでどうするのかと尋ねられたとき、「おそらくやらないだろうね」と語りました。
またバンタム級についてはこれまで何人もの選手がベルトを巻いてきましたが、将来誰がタイトルを巻くのかに関係なくこの階級を強く保つ必要性を強調し、これまでチャンピオンになってきた選手たちを称賛しています。
「私はあるときみんなにその階級を構築すると言った。そして女性選手との契約を始めて、その階級の構築を開始しようとしたけど、今は引退について話をしている。どうやら同じ認識でもって理解しなければいけないようだね。ヌネスはクイーンだし、やりたいように自由にできる。彼女には赤ちゃんができて、今は彼女の人生において素晴らしいことが起こっているんだ。個人的にもプロとしても私がこれまでにお願いしたことは、彼女は何でもやっている。ロンダ・ラウジーから始まって彼女に進んでいったことは、その階級にいる選手たちと一緒に働く喜びだったんだ。私はホリー・ホルムのような人たちと常に意見が一致しているわけではないが、ホリー・ホルムは最も素晴らしい人の一人だ。その階級への対処は素晴らしいものだったよ」
ホワイトはヌネスが引退することは残念だとしながらも、引退しないことを望んでいると語りました。
「彼女が引退しないことを願っているよ。彼女はこれまでで最も好きな選手の一人だ。美しいことだって思ったのは、彼女がデ・ランダミーとの試合に出場して、いたるところで批評家が彼女を人間らしく見えたと言っていたことだ。彼女は間違いなく史上最高の女性ストライカー一人である選手と戦って倒し、その試合で人間らしく見えたんだ。その後最後のパフォーマンスを見せて声明を発表した。これまで私が見た中で最もタフな女性選手の一人を相手に素晴らしい試合をしていた。あのようなパフォーマンスの後で彼女が引退するとは思いたくはないが、もしそれが本心なら今の状況でそうするべきだと思うよ」