インタビュー・コメント

ヌルマゴメドフが入院中の父親の状況を語る

ライト級チャンピオンのハビブ・ヌルマゴメドフの父親であるアブドゥルマナプは、新型コロナウイルスに感染し、肺炎による合併症を引き起こしたことから昏睡状態となりました。

その後はウイルスの影響はなくなったものの、現在でもまだ病院に入院中となっているようです。

ヌルマゴメドフはロシアメディア『Channel One Russia』のインタビューで、父親の最新情報について語っています。

「今でもまだ父の状態は深刻だ。彼は集中治療室にいるんだ。コロナウイルスはなくなったが、感染症が腎臓と心臓に影響を残している。今ウイルスがなくなったから私も病院を訪れたよ。彼は私のことを認識しているが、病院の装置下にいるから言葉でのコミュニケーションはない。毎日30分ほど面会に行って手を握ったり話したりして、彼はジェスチャーで私のことを認識してくれているよ」

「私は医師たちを信頼している。彼らは世界トップレベルであり、何の疑いも持っていないよ。彼らが行っている全てのことにとても感謝している。その点については非常に満足しているよ。ただ結果は思わしくなく、リハビリ期間がとても長くなるから時間がかかるだろうね」

ヌルマゴメドフは今後復帰したときには、暫定チャンピオンであるジャスティン・ゲイジーとのライト級タイトル統一戦を行うことが期待されています。

父親が回復に向かっている間も、ヌルマゴメドフは復帰に向けてトレーニングを続けていると語りました。

「毎日準備やトレーニングをしているよ。父は私が良い状態でいることを望んでいるからね。父のために私がトレーニングを行わないことは、間違いなく父は望んでいない。それにトレーニングはストレス解消や全てのことから気を紛らわせてくれるのに役立っているよ。秋には復帰してタイトル防衛を行いたいと思っているんだ」