インタビュー・コメント

カマル・ウスマンが次の相手としてGSPを望む

先週行われたUFC251では、カマル・ウスマンがホルヘ・マスヴィダルを判定で下してウェルター級タイトルの防衛に成功しました。

これによってウスマンはウェルター級で12連勝となり、かつてジョルジュ・サンピエールが成し遂げた記録に並ぶことになりました。

ウスマンは『TMZ Sports』のインタビューで今後戦いたい選手について語り、すでに引退しているジョルジュ・サンピエールの名前を挙げています。

「はっきり言って、ジョルジュ・サンピエールと言わなければいけないね。今私たちはウェルター級の最多連勝記録に並んでいる。それにジョルジュはレジェンドだし、ベストな選手の一人だと考えられている。ジョルジュはまだやれるよ。2年前に復帰したときにまだ戦えると証明したんだ。誰もが自信がないと思う相手でも戦えるよ。みんなウスマンが勝てるかどうかわからないだろう。ジョルジュ・サンピエールはそういう相手になれると思うし、私もそういった選手を求めているんだ。チャンピオンとはそういうものだよ。自信がないし、大変だし、どうなるかわからない。でも対戦してどうなるか見てみたい。もしジョルジュ・サンピエールがやりたいならできると思うよ」

「ジョルジュは自分のレガシーが完成したとわかっている。彼は自身のレガシーを確立してきた。時間をかけて仕事をしてきたからこそ、史上最高の選手の一人として君臨しているんだ。だから私は自分自身を試してみたいと思っている。彼が格闘家だったように、私も格闘家だ。もし彼の中でまだ火が灯っているのなら、彼がまだやれるかどうか確かめてみよう」

ウスマンはサンピエールとの試合を望んでいるものの、すでに引退していることから実現はかなり難しい状況です。

またUFC251では当初ギルバート・バーンズと対戦する予定で、その他にもウェルター級にはランキング3位にレオン・エドワーズもいます。

ウスマンは次の対戦相手について誰に対しても拒否することなく、UFCが望む相手と戦うつもりであると語りました。

「対戦相手に関しては差別しない。それは会社次第だし、自分を引き合いに出してかまわない。誰に対してもノーとは言わないよ。GSPだろうとレオン・エドワーズだろうと、もし会社が次の相手として相応しいと思ったら、それが次の相手だ。私の仕事は誰もが認めるチャンピオンとしてあり続けることだ。だから誰が私の目の前にいようと、彼らのチャンピオンになりたいという夢はすぐに悪夢へと変わることになるだろう」