今週末のUFCファイトナイトのメインイベントでは、ロバート・ウィテカー対ダレン・ティルのミドル級マッチが行われます。
すでにケルヴィン・ガステラムに勝っているティルにとって、ランキング1位のウィテカーとの試合に勝てば、タイトル挑戦に向けて大きく前進することになります。
ティルは今週行われたメディアスクラムで、ウィテカーに勝利すればタイトル挑戦に相応しいと語りました。
「ウェルター級から現在のミドル級までの私の戦績を見て欲しい。特にミドル級デビュー後に対戦した2人が誰かを見て欲しい。当然タイトル挑戦に値するよ」
「私はこれまでにタイトル挑戦のアピールをしたことがないんだ。地元でスティーブン・トンプソンを倒したときもタイトル挑戦のアピールはしていなかったが、(ウッドリーとの試合が実現したのは)神の導きだったと思っている。アデサンヤを困らせていたガステラムに難なく勝ったし、土曜日にはウィテカーにも勝つだろう。ミドル級のベストな選手2人を倒すことになる。その後はどこに向かって欲しい?私に呼びかけているヤツたちは全員いつか戦うかもしれない。別に彼らを避けているわけではないが、私は前を向いているんだ。土曜日に何が起こるかそのうちわかるよ。ウィテカーを倒せば、イスラエル・アデサンヤ以外のヤツからの呼びかけなど聞きたくないね」
ミドル級チャンピオンのアデサンヤは、すでに9月のUFC253でパウロ・コスタとの防衛戦が決定しています。
しかしそれまでまだ時間があることからウィテカーに勝った後、ティルはどちらかが欠場することに備えて9月に向けて準備を始めるつもりだと語りました。
「私が勝てばイスラエル・アデサンヤと戦う。それだけのことだよ。もし彼とコスタが戦わなければ、自分はどうするかまだわからない。でも出場するだろうね。土曜日の試合後に全てが上手くいけば、自分がそのまま入るつもりだよ。1週間の休みを取ってからすぐにトレーニングに戻り、9月に向けて準備をしておくつもりだ。何かが起こるかもしれないからね」
「私とアデサンヤの試合はさらに大きなものになる。でも今はアデサンヤのことはあまり話したくはない。土曜日にはビッグな相手と戦うことになるけど、(アデサンヤとの試合は)UFCのビッグファイトの中でもトップ10かトップ5に入るほどの試合になると思っているよ。それは実現しなければならない試合だね」
「もしコスタが勝てば、私が彼と戦うことになるだろうし、そのためにアピールするよ。どうなるか見てみよう。9月の計量で彼ら2人とも確認するまで、その試合が実現すると信じているよ」