インタビュー・コメント

ロバート・ウィテカー「接戦を制してホッとしている」

週末にアブダビのファイト・アイランドで行われたロバート・ウィテカー対ダレン・ティルのミドル級マッチは、ウィテカーが判定で勝利を収めました。

昨年10月にアデサンヤとの試合でタイトルを失って以来の試合となったウィテカーは試合後の記者会見で、これまでで最もストレスの多い試合の一つだったとし、接戦に勝って満足していると語りました。

「良い気分だ。マジでホッとしたよ。この試合にはたくさんのプレッシャーとストレスがあった。ここで得られた結果には満足している。自分のスキルを示せたことも嬉しいね。試合では再び困難に立ち向かわなければならなかった。仕方がないことだね。素晴らしい試合だったし、ストレスの多い試合だったよ。これまでで最もテクニカルな打撃戦だった。我慢の試合だったね。私は第1ラウンドでじっとしていられなかったから、彼は私に痛い目にあわせてきた。こんなはずじゃないんだって考えていたのを覚えているよ。でも立ち直ったし、少し変えてみようって思っていた。そこからは我慢の試合だったよ。彼も私もお互いにやって来るのを待っていたんだ」

「本当に接戦だったことは理解していた。第2ラウンドは間違いなく自分が取っていたが、第3ラウンド、第4ラウンドはどちらになってもおかしくはなかったと思っている。でも最終ラウンドでは、チャンピオンレベルとしてのメンタリティと経験の違いを示せたと思う。特に立ったままの攻防は非常に接戦だったからね。最後に彼をテイクダウンしたことで、スコアに大きな変化を起こせたんじゃないかな」

ウィテカーはまだ自分がチャンピオンに相応しいとし、今後再びタイトル獲得に向けて動いていくと語っています。

「今一番やりたいことは、子供たちや妻の待つ家に帰ることだ。だから仕事ができるんだよ。彼らのおかげだね」

「はっきり言って、私はチャンピオンシップのレベルにある。誰もがわかっていることだ。前回の試合は本来の自分じゃなかったね。そう信じている。アデサンヤのことを悪く言うつもりはない。彼は素晴らしいストライカーだが、前回の試合は自分ではなかったよ。良い勝利だったと思う。ベルトがあろうとなかろうと自分はチャンピオンだ。ベルトは問題じゃないんだ。次の試合の行方を見るのを楽しみにしているよ」