今週末のUFC252では、ダニエル・コーミエがヘビー級チャンピオンのスティーペ・ミオシッチに挑戦します。
コーミエはもしミオシッチに勝利してヘビー級タイトルを獲得した場合、MMAから引退するタイミングとしては最高のものになると考えています。コーミエは今週行われた記者会見で次のように語りました。
「MMAではそうだが、スポーツ史上最も偉大なアスリートたちと肩を並べることになると思う。マイケル・ジョーダンはブルズにいたときジャズを破って優勝したが、残念ながら彼は復帰した。私は復帰しないよ。ペイトン・マニングは最後のシーズンにスーパーボウルを制した。これまであらゆるスポーツを越えて競い合ってきた偉大なアスリートたちと一緒に、私もその領域に入れるだろう。土曜日に勝利すれば、そのような形で引退するだろうね」
コーミエはベルトを獲得しても、金銭的な魅力によっていつまでも現役を続ける選手にはならないと語っています。
「それが多くのアスリートの問題だよ。そうすると自分が世界一だと感じてしまうんだ。私の立場にいる多くの選手たちはそれまでに成し遂げたと言っても、結局はプレリムのどこかに落ちてしまう。若いヤツらは、彼らを倒して有名になるためにそこにいるわけだからね」
「私はそうではない。世界最高の選手になるために戦っているんだ。土曜日に勝てば世界最高の選手になる。でも世界最高の選手として立ち去ることに満足していないと有名になるために誰かが自分を倒して、最終的にはプレリムに行きつくことになるんだ。それがこのゲームのやり方だよ」