インタビュー・コメント

ホワイト「次のヘビー級タイトルの挑戦者はガヌーだ」

UFC252では、ヘビー級チャンピオンのスティーペ・ミオシッチがダニエル・コーミエに判定で勝利してタイトル防衛に成功しました。

コーミエは第3ラウンドにミオシッチから左目を突かれて残り時間の視力を失ったものの、レフェリーからはアイポークが認められない事態となりました。

しかしホワイトは試合後の記者会見で、ミオシッチも同様にアイポークを受けているとし、さらにコーミエの目はアイポークの前からすでにダメージを受けていた可能性があると語っています。

「アイポークは2回あった。彼らは両者ともアイポークをされたし、目はその前からケガをしていた。コーミエの目は何か問題があるって聞いたんだが、その後にアイポークが起こった。でも2人とも目を突かれてしまったわけだし、それを言い訳に使うことはできないよ。彼の目はその前から負傷していたと思うし、アイポークは間違いなく影響を与えたが、スティーペも強く突かれたわけだからね」

ホワイトは今回のタイトル戦が素晴らしいものになったとしています。

「素晴らしい試合だったよ。最終ラウンドに入ったときには2対2だった。誰もが予想していた通りの試合だったし、エキサイティングだった。2人はどれだけタフなんだって感じだね。彼らは思う存分戦った。素晴らしいヘビー級チャンピオンシップだったね」

タイトル防衛を果たしたミオシッチですが、ホワイトは次の防衛戦が4試合連続で第1ラウンドノックアウトを決めているフランシス・ガヌーになると認めています。

「次は間違いなくフランシスだ。フランシスを飛ばすことはできない。フランシスは全員を倒してきたし、彼がタイトル挑戦権を獲得したのがどれくらい前のことだったのかを見れば、どれほど頑張ってきたかがわかるだろう。次はフランシス・ガヌーが相応しい。でもジョン・ジョーンズがヘビー級に行くのは非常に興味深いことだけどね」

次回ペイパービューは9月26日のUFC253で、メインイベントではイスラエル・アデサンヤ対パウロ・コスタのミドル級チャンピオンシップとなります。

それぞれキャリア無敗同士の対戦ということで、ホワイトは今年最も白熱する試合になるだろうと予想しています。

「みんながどう考えているのかはわからないが、私はファイト・オブ・ザ・イヤーになると予想しているよ。スタイル的には完璧な試合だと思う。コスタの戦い方を見ていると、ずっと向かい合ってプレッシャーをかけている。アデサンヤは隙を突くのが好きだ。これは相手を倒すまでやりあう試合になると思う。スタイル的にもマッチしているし、2人とも野性的だ。両者ともこの試合をすごく望んでいるし、ファイト・オブ・ザ・イヤーになるだろうね」