週末に行われたUFCファイトナイトのメインイベントでは、フランキー・エドガーが新たに転向したバンタム級の初戦を戦い、ペドロ・ムニョスにスプリット・デシジョンで勝利を収めました。
ランキング5位のムニョスに勝利したことで、今後バンタム級へのタイトル挑戦も見えてきますが、UFCのダナ・ホワイトは試合後の記者会見でエドガーはすぐに挑戦することはなく、あと1~2試合戦うことになると語りました。
「やらなければならないことがいくつかあるし、彼の前には他の人がいるからね。今夜良い試合をして良い位置につけたが、彼にはやるべきことがある。あと2試合なのか1試合なのかはわからないが、次に誰と戦うか次第だね」
これまでライト級やフェザー級で戦ってきたエドガーについて、ホワイトは年齢を考えると良いパフォーマンスだったと語っています。
「彼は10月か11月で39歳になる。ライト級やフェザー級の方が良かったなどと言ったのは、彼は素晴らしいキャリアを歩んできたからだ。彼があの年齢でまだあれだけのパフォーマンスをしていることや彼が成し遂げてきたことの全てを考えると、今夜の彼はかなり良い感じだったと言えるだろうね」
「この試合は接戦だった。もし彼らがムニョスの勝利だと言ったとしても、それがおかしいなんて言わなかっただろう。どちらが勝ってもおかしくはなかった。おもしろいのはジョー・シルバが今夜私にメールを送ってきて、『私たちがフランキーにライト級から(フェザー級へ)転向するように言ったら彼が腹を立てたのを覚えているか?』って言っていたが、今夜彼はバンタム級にいる。しかも彼は世界5位の男と戦って勝ったんだからね」
またホワイトは、ライト級ランキング3位にいるトニー・ファーガソンの次の対戦相手として、おそらくランキング2位のダスティン・ポイエーになるだろうと言及しています。
『MMA Fighting』によると、10月での対戦に向けてUFCはファーガソンとポイエーの両者との話し合いを始めたものの、現時点でまだ契約には至っていないということです。交渉が上手く進めば、ファーガソンー対ポイエーは年内に試合が実現するかもしれません。