最近WWEに所属していたブロック・レスナーは、すでに契約が満了しており、現在フリーエージェントになっていることが報じられました。
今後WWEに留まる可能性があるものの、現時点ではMMAを含む様々なプロモーションと交渉することが可能となります。
このニュースが報じられた後、UFCのダナ・ホワイトはレスナーが再びオクタゴンに上がる可能性について尋ねられました。ホワイトはレスナーについて次のように語っています。
「ブロックとは話をしていないよ。おそらく1年間くらいは話していないね。だから彼が再び戦いたいと思っているかどうかはわからないよ。彼は43歳だし、お金もたくさん持っている。今後の予定や体の調子もわからないよ。言っているように、彼とは話していないからね」
ライトヘビー級タイトルを返上したジョン・ジョーンズは、今後ヘビー級への転向を示唆しています。
かつてジョーンズとレスナーはお互いに戦うことに興味を示していたものの、最終的に実現することはありませんでした。
ホワイトはもし両者が望めば、試合を実現する考えを明らかにしています。
「もし両者がお互いに戦いたいと思っているなら、それはファンが見たい試合だと確信しているよ。ジョーンズにとってヘビー級へ転向する良いスタートになるだろう。もし彼が私に連絡をしてきて、彼が戦うことに興味を持ってくれたら、間違いなくその試合の実現を検討するだろうね」
しかしジョーンズがヘビー級へ転向してもすぐにタイトル挑戦にはならず、スティーペ・ミオシッチへの挑戦者はまずフランシス・ガヌーになることがほぼ決定的となっています。
「フランシスを飛び越えることはできない。フランシスはそのポジションを獲得した。彼は2年間こつこつと頑張ってきているからね。タイトル挑戦に相応しいよ」
また最近ではホルヘ・マスヴィダルとネイト・ディアスが再戦する可能性が報じられています。
昨年UFC244でBMFタイトルをかけて初めて戦った両者でしたが、BMFタイトルはこの試合の1回限りだとされていました。
しかしホワイトはマスヴィダル対ディアスの交渉を認めた上で、BMFタイトルの防衛戦になる可能性を示唆しています。
「取り組んでいるところだよ。その試合は進めている最中だ。彼はディアスとベルトの防衛戦をしたいと思っている。彼らはそのベルトをかけて戦った最初の2人だ。だから彼はネイトとの対戦を望んでいるんだよ」
マスヴィダルとディアスが戦うことになるのは、早くても2021年1月になるとされていますが、ホワイトはこの試合で観客を入れる可能性があるのかについて聞かれました。しかしホワイトは現時点で考えていないと語っています。
「ファンを入れることについては考えていないよ。今は9月だし、あと3~4ヵ月間は様子を見ることになるだろう。11月以降に状況が大きく変わりそうな変な予感はしているけどね」