インタビュー・コメント

ブライアン・オルテガがコリアン・ゾンビ戦について語る

10月17日のUFCファイトナイトのメインイベントでは、ブライアン・オルテガとコリアン・ゾンビことジョン・チャンソンが対戦する予定です。

この試合は当初昨年12月に予定されていたものの、オルテガが膝の負傷により欠場となったことから実現しませんでした。

また3月のUFC248ではコリアン・ゾンビの友人でありマネージャーでもある歌手のパク・ジェボムが通訳した際に、オルテガに対して戦うことを避けていたとする非難が含まれていたことから、オルテガがパクに平手打ちをして、その結果アリーナから退場させられる事態となりました。

オルテガは『MMA Junkie』のインタビューで、パク・ジェボムとの問題はそのときの感情によって対処したものだとし、現在は特別な感情はないとしていますが、コリアン・ゾンビとの試合への影響を示唆しています。

「個人的な恨みは何もない。自分の中で対処してああなっただけだよ。それについてはあまり考えていないし、毎日考えているわけでもない。悩ませてはいないよ。敵意として思っているわけではない。事件を起こした後も、彼の前を通り過ぎたときはとても落ち着いていたよ。でもつまらないことを言うと殴られるってことだね。ディアス兄弟でなくともそんな行動をすれば平手打ちされてしまうものだよ。学んで良くなろうと成長していても、ときにはこういうこともあるものだ」

「個人的な感情はないが半々くらいかな。通常は契約を結んで誰かと戦うとき、それが対戦相手であると理解していて、相手に対して敬意を持っている。でも私と彼はお互いに敬意を失ってしまった。もしそれが個人的な感情だと言えばそうなるかな。でもそれは嫌い以外の何物でもないし、刑務所に行かなくて済むなら顔を殴ってやりたいね」

オルテガはコリアン・ゾンビとの対戦を、お互いに殴り合う試合になることを期待していると語ります。

「基本的には打ち合いだよ。私と彼はすでにお互いの顔を殴り合いたい感情になっている。だからはっきり言うと、乱打戦かつテクニカルな試合になると思う。でもお互いに嫌い合っているんだよ」

またオルテガ対コリアン・ゾンビが行われる1週間後のUFC254では、マゴメドシャリポフ対ヤイール・ロドリゲスが行われる予定です。

現在のフェザー級ランキングは2位がオルテガ、3位がマゴメドシャリポフ、4位がコリアン・ゾンビ、5位がロドリゲスとなっています。

しかしオルテガは、ダナ・ホワイトがこの試合の勝者が次期タイトル挑戦者だと語ったとし、次の試合に勝てばベルトに挑戦するつもりだと語りました。

「私が聞いた話だと、ソーシャルメディアにも投稿したが、ダナ・ホワイトはこの試合の勝者がベルトへの挑戦権を手にすると言っていた。私は自分で規則を作ることはしない。確かな情報源から聞いたことだ。この試合の後に他の選手がタイトル挑戦権を獲得すると彼が言ったとする話は聞いたことがない。この試合から出てくると聞いたよ」