元ウェルター級チャンピオンのタイロン・ウッドリーは、9月19日に予定されているUFCファイトナイトでコルビー・コビントンと対戦する予定です。
現在ウッドリーは試合に向けてトレーニングを行っていますが、最近のInstagramで同じウェルター級のホルヘ・マスヴィダルと一緒に練習していることを明らかにしました。
ウッドリーと言えばベン・アスクレンと友人だと知られていますが、かつてアスクレンと対戦したマスヴィダルとも友人だったようです。
ウッドリーは『ESPN』のインタビューで、マスヴィダルとの練習はお互いに有益なものであるとし、両者の関係について語っています。
「マスヴィダルがここに来る前に、私はベンに連絡してホルヘと練習するつもりだって伝えたんだ。『彼(マスヴィダル)は私をサポートするために来たがっているし、私と一緒に働きたいと思っている。はっきり言って、それは彼にも私にも同じくらいメリットがあるから、この話を断るつもりはないよ。君がどう思うかはわからないけどね』ってベンに伝えたよ。ベンの話を聞いたことがあるだろうが、彼はベンにとって本当の敵ではない。彼は試合に向けてやるべきことをやっただけだし、それで起こったことだ。時にはへまをしてノックアウトされることもあるよ。私たちは誰にだってそういうことはあるし、ハビブ(ヌルマゴメドフ)ではない限りそういうことはあっただろう」
「だから彼とトレーニングを始めたんだが、彼は楽しい時間を過ごしたと言っていて、1日か2日家に帰った後に再びやって来たよ。私たちはお互いに切磋琢磨しているんだ。ただみんな私とホルヘのことを知らないだろうけど、私が最初にATTに加入したときにホルヘもATTにいて、5年間ずっと彼とトレーニングをしていたんだ。私たちは地獄のトレーニングをしていたよ」
ウッドリーはアメリカン・トップチーム(ATT)以外にもルーファスポーツなど他のジムにも進出したため、しばらくの間マスヴィダルとはトレーニングをしていなかったものの、友人としての関係は続いていたと語ります。
「私はいつもATTでホルヘをサポートしてきた。過去2~3年を振り返ってみると、ホルヘがやっとお金を稼げるようになったことを私が称賛して喜んでいるのがわかるだろう。彼が手を差し伸べてくれたとき、私に責任を果たしてくれたんだ。彼は私に対して、あれをやらないといけない、今夜はこれをやろう、サウナに入ろう、体重はどれくらいだ?って色々と言ってきたよ。よく考えたら私たちは2人ともどん底を経験していて、諦めないで頑張る方法を見つけたんだ。私たちは長いキャリアを歩んできたが、それはIQの高さとオクタゴンで成功するためにトレーニングで追い込んできたからだ。だから私は彼が活躍してお金を稼ぎ続けたり、やりたいことをやり続けるのを見たいと思っているし、彼も私がトップに戻るのを見たいと思っているんだよ」