インタビュー・コメント

パウロ・コスタ「タイトル戦は判定に持ち込ませない」

9月26日のUFC253では、イスラエル・アデサンヤ対パウロ・コスタによるミドル級チャンピオンシップが行われます。

アデサンヤにとっては2度目の防衛戦となるものの、前回のヨエル・ロメロ戦では見せ場を作ることがないまま判定で勝利しました。

パウロ・コスタは今週行われたバーチャルメディアデーでインタビューに答え、アデサンヤのことを皮肉って次のように語りました。

「彼はロメロとの試合のように逃げ回るようになると思うね。君たちが知っているかどうかはわからないが、世界最速の男であるウサイン・ボルトは新型コロナウイルスに感染した。彼の早い回復と幸運を願っているよ。でもこのニュースによって、今アデサンヤが世界で一番速い男になった。彼は正式に世界最速のランナーだよ」

キャリア13試合の中で、11試合をノックアウト(TKO)で勝利しているコスタは、次のタイトル戦も同じようにフィニッシュするつもりだと語っています。

「1点差で勝つつもりはない。彼をぶっ壊すつもりだよ。彼にラウンドを与えるジャッジのことは気にしていない。どうせ判定で勝負つもりはないからね。彼をぶっ壊すためにトレーニングをしているんだ。彼は判定で負けたところで悲しむことはないだろう。だから負けを明確に示す必要があるんだ。それが私のやり方だよ。フィニッシュするから判定には持ち込ませない。彼を倒しに行くよ。そのためにトレーニングをしているんだからね。グラウンドとパウンドで試合をフィニッシュするつもりだ。テイクダウンも奪っていく。打撃でこの試合をフィニッシュするつもりだが、彼は3ラウンド目にいることはないだろうね」

コスタはアデサンヤとの試合に向けてかなりの自信を示していることから、心理戦に持ち込む必要はないと語っています。

「これまでにも彼のメンタルを破壊しようとは思っていないよ。もし彼のメンタルが壊れたとしたら、それは彼が弱いからだ。もし彼がちびってしまったのならとても残念だね。私は自分自身に対して自信を持っているし、トレーニングにも自信がある。スパーリングの日々も自分がやってきたことは全てわかっている。彼を打ち首にするために頑張っているんだ。彼のメンタルが壊れているかどうかは知らないし、どうでもいいことだ。彼が良い状態かどうかに関わらず、彼のことを葬り去るよ。彼がちびろうが関係ないね。彼をフィニッシュするよ」